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2016 Fiscal Year Research-status Report

保育士の母乳育児支援の向上を目的とした介入プログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 16K20791
Research InstitutionSaitama Prefectural University

Principal Investigator

齋藤 明香  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (90736480)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywords母乳育児
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、研究Ⅰ、Ⅱ、Ⅲという3つの研究から成る。研究Ⅰは保育士教育における母乳育児の位置づけ、保育士および保育士学生の母乳育児に関する知識・認識、保育園における母乳育児支援に関する実態調査、研究Ⅱは、子どもを保育園に預けている母親の母乳育児支援へのニーズの実態調査、研究Ⅲは保育士が母乳育児を支援できるようになるための介入プログラムの開発と実施である。
初年度である平成28年度は、研究Ⅰに着手する予定であったが、実際には研究Ⅰを実施するための準備を中心に行った。具体的には、母乳育児に関する最新の書籍を読み、母乳育児の知識の再確認、現状の把握をした。使用した書籍、研究論文はすべて研究者の所属する機関にあるものを利用した。研究者はここ3年間教育現場にいるため、臨床現場から離れており、母乳育児をしている母親に直接看護を提供する機会はほとんどなかった。しかし、様々な書籍や研究論文を読んだ結果、研究者が臨床現場にいる頃と母乳育児に関する知識や現状は大きく変化していないことが分かった。この結果を踏まえ、研究Ⅰの質問紙の作成の準備を行った。準備として、質問項目をいくつか挙げ、インタビューガイドの内容の検討をした。
また、母乳育児の知識を獲得し、現状を把握していくことができる学会や研修会について調べ、参加する準備をし、国内外の文献を検索し、取り寄せる準備を行った。研究Ⅰの対象である保育園について把握するため、保育士教育に関する文献を検索した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

平成28年の後半から心身ともに体調を崩したこともあったため、計画通りに進めることができなかった。平成29年度からは体調が整ったため、今後は研究を進めることができると思われる。

Strategy for Future Research Activity

母乳育児に関する国内外の現状の把握をし、質問紙・インタビューガイドの作成するために国内の母乳育児に関する学会・研修会への参加、国外の文献も含めて母乳育児に関する検討をしていく予定である。また、研究者は看護職者であるが、本研究は保育士への介入を実施する予定であるため、保育士教育や保育の現状を把握するために、今後は、所属機関で保育士教育を行っている教員との交流や情報交換を行うよていである。さらに、質問紙・インタビューガイドの作成後は、所属機関の研究倫理審査委員会へ申請し、研究Ⅰを実施する予定である。

Causes of Carryover

国内外の文献や書籍を取り寄せ、文献検討をする予定であったが、時間がなかったこと、所属機関が所有している書籍やデータベースを利用したため、書籍や文献代として使用することがなかった。また、今年度は研究Ⅰ(実態調査研究やインタビュー)を実施する予定であったが、実施前の準備までしかできなかったこともあり、交通費、郵送代など申請した予算を使用することがなかった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

所属機関にはない文献を取り寄せ、研究Ⅰを実施する予定であるため、平成28年度に申請した額を使用する予定である。

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Published: 2018-01-16  

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