2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
16K20793
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
竹内 翔子 横浜市立大学, 医学部, 講師 (00758261)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 産褥 / 初産婦 / 会陰部 / 温罨法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、産褥早期の女性に対する会陰部温罨法の効果を検証するための基礎研究として、会陰部温罨法の体温への影響と疼痛緩和効果を検証することである。 本年度は前年度までに実施した文献検討や国内外でのフィールドワーク活動の内容を踏まえ、研究計画書を作成し、所属先の倫理審査委員会に提出した。当初アウトカムとして測定する予定であった体温については、フィールド調査の結果、部分温罨法ではヒートショックプロテインの増加が期待できるほどの体温上昇は難しいとの結果を得たため、アウトカムとして測定せず、文献検討の結果として明らかとなった生理学的指標をセカンダリーアウトカムとして測定することとした。 現在倫理審査委員会の結果を踏まえ計画書の内容を修正している段階であり、次年度は本調査を実施し、まとめを行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
前年度が最終年度であったが、倫理審査の申請に想定以上の時間を要していることおよび自身の産前産後休暇に入り、研究の遂行が中断したため。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は前年度に実施予定であった倫理審査の申請および承認後にデータ収集を実施し、統計的分析を行う。また成果については学会発表(日本助産学会学術集会を予定)や海外雑誌への論文投稿を実施する予定である。
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Causes of Carryover |
研究の遂行が遅れたことにより、本研究で必要となる物品や謝金として計上していた経費が使用できなかったため。次年度は本調査に必要となる物品の購入や謝金、データ収集施設までの交通費として使用する。
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