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2020 Fiscal Year Annual Research Report

Psychological distress is associated with underweight and weight loss in young adult Japanese women

Research Project

Project/Area Number 16K20867
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

西田 友子  岐阜大学, 医学部, 准教授 (70621762)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2021-03-31
Keywords女性 / やせ / 食事調査 / 精神的健康
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、若年成人女性の精神的健康や体重変動、食習慣、血中栄養指標を3年間調査し、女性の精神的健康とやせ体型や体重減少との関連を明らかにすることを目的に実施した。愛知県の自治体に協力していただき、自治体が実施する39歳未満対象の健康診断を受診した女性を対象に3回の調査を実施した。健診で実施する血液検査に、アルブミン、プレアルブミン、リンパ球数などの栄養評価指標を追加し測定した。また、アンケートにより、やせ願望、精神的健康状態(K10)、生活習慣などを調査した。食事については、簡易式自記式食事歴法質問票を用いて、食事摂取量を調査した。まず、第1回から第3回の調査の中で、協力いただいた女性の初回調査データを用いて分析を行った。また、治療中の疾患がある人、現在妊娠中・授乳中の人を除いた女性のデータを用いた。
結果、体型と血液検査との比較では、栄養評価指標のうち、リンパ球数はやせ体型であるほど平均値が低い傾向がみられた。精神的健康状態と生活習慣や体型認識などとの比較では、精神的健康が悪い女性で睡眠不足感を感じていた。一方、体重変動や実際の体型、やせ願望などとの関連は見られなかった。現在やせ体型の女性に限定して精神的健康とやせ願望を比較したところ、精神的健康状態が悪い女性はやせ願望を持つ割合が高かった。現在の体型ごとに精神的健康と食事調査結果を比較したところ、精神的健康が悪い女性で食事量の低下や食事の乱れは見られなかった。以上より、現在やせ体型の女性は、精神的健康状態の悪化している群でやせ願望を持つ割合が高くなっており、過度なやせ願望と精神的健康との関連が予想された。一方、精神的健康状態の悪化と食事量の低下や食事の乱れとの関連は明らかにされなかった。

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Published: 2021-12-27  

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