2017 Fiscal Year Annual Research Report
Promotion method by mathematical empirical analysis based on multivariate data on the Web
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16K21009
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
川畑 泰子 群馬大学, 社会情報学部, 助教 (20773708)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | SNS / 数理モデル / アートマネジメント / アウトリーチ |
Outline of Annual Research Achievements |
1年目における研究の進行段階に踏まえ, 日本国内, 海外で注目をされている音楽, 映画, 演劇, 社会的なニュースなどWeb上で大きく話題となる情報を比較対象とし分析を行った. 具体的には, 2011年-2017年の間で顕著にTweet数を集めた国内外の事象やキーワード名とそれらに関連したテレビ露出件数, 視聴率データ, ニュース件数などを取得し, 様々なプロモーションのケースに合わせて数理モデルの拡張の検討を行った.特に, Web上に溢れるコンテンツや社会的事象における話題性や影響力を定量的に解析する. 時期や言語別で, 日本のコンテンツの名称や関心や感情における言語の表現(各詞の活用法)は異なること, 時期によってはSNS自体のユーザー数に隔たりがあることなどにも着眼する解析をすすめた. 実際にプロモーション・アウトリーチ活動している日本劇団協議会に関連した劇団や福岡県における芸術団体に対する調査などを行い, 個人的な広告などの個人に対するプロモーションと情報の発信者と受信者の関係性に関して調査を行った.また実証分析として「芸術団体における社会包摂活動の調査研究」プロジェクトに参画し,芸術活動の社会的価値を可視化するために調査活動をした.芸術の社会的価値は,これまで十分に共有できる方法で数値化されてはおらず,特にその優れた社会包摂機能については,看過されてきた点に着眼した.協議会正会員団体と文化庁の「劇場・音楽堂等活性化事業」に 採択された団体を中心に,社会包摂機能がある実践をしているかのアンケート調査を実施し,実社会における芸術・音楽の普及・プローモーション・アウトリーチに関する問題点に関して知見を得て,今後の研究活動にさらに生かすことにした.
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Remarks |
リサーチ・ソーシャル管理をしてきた福岡県内の団体
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