2018 Fiscal Year Annual Research Report
Understanding Japanese sport tourist behaviors in international and domestic masters games
Project/Area Number |
16K21172
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
伊藤 央二 和歌山大学, 観光学部, 准教授 (00736861)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | スポーツツーリズム / マスターズスポーツ / 阻害要因 / 阻害要因折衝 / 関与 / 心理的経験 / 相互協調的幸福感 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究活動として,2018年9月にマレーシアで開催されたAsia Pacific Masters Games 2018ペナン大会で質問紙調査を行い,59名の参加者から回答を得ることができた。また,同時に補足資料として,半構造化インタビューを23名に実施した。加えて,2018年10月30日から11月5日までの期間で,オンライン調査を実施し,過去3年以内に国内のマスターズ大会(全国大会,地方大会など大会規模,競技種目は問わない)に参加経験がある30歳以上の日本生まれ日本育ちの449名の日本人から回答を得ることができた。なお,当初は2018年9月15日から18日に予定されていた日本スポーツマスターズ2018札幌大会での調査実施を予定していたが,大会前に発生した北海道胆振東部地震の影響で大会自体が中止となったためオンライン調査に切り替えた.
研究成果としては,前年度に投稿した論文が査読を経て,国際雑誌International Journal of Sport and Health Scienceに受理・掲載された。また,2017年に実施したWorld Masters Games 2017 Aucklandでのインタビュー調査をまとめた短報が査読を経て,国内雑誌生涯スポーツ学研究に受理・掲載された。前年度に行った質問紙調査の結果(関与および心理的健康関連)を2018年7月にカナダ・トロントで開催されたThe XIX International Sociological Association World Congress of Sociology,2018年9月に韓国・Catholic Kwandong Universityで開催されたThe 7th Asian Forum for the Next Generation of the Social Sciences of Sportにて発表した。学会発表でのフィードバックを受け修正した原稿を、国際雑誌Annals of Leisure Researchへ投稿した(査読を経て2019年4月に受理)。
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Research Products
(5 results)