2018 Fiscal Year Research-status Report
ケミカルエピジェネティクスと特殊培養条件の融合による新規糸状菌代謝産物の生産誘導
Project/Area Number |
16K21310
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Research Institution | Tohoku Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
山崎 寛之 東北医科薬科大学, 薬学部, 講師 (70525344)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 休眠生合成遺伝子 / 二次代謝産物 / 新規生物活性物質 / 海洋糸状菌 / 海洋放線菌 / ケミカルエピジェネティクス / 共培養 / 特殊培養条件 |
Outline of Annual Research Achievements |
微生物を対象としたゲノム解析の進展から、多くの二次代謝産物生合成遺伝子が休眠状態にあることが明らかとなり、効率的な物質生産法の確立が求められている。 本研究では、微生物が有する物質生産能を最大限に覚醒させる手法構築のため、オーソドックスな培養検討に加えケミカルエピジェネティクスに基づいた培養法の組み合わせ検討を実施して来た。また、耐性菌株を活用した物質生産能の拡大を新たな試みとして計画していたが、平成30年度のカリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋研究所 (PI: William Fenical 教授) での研究が決まったため、本研究を一時休止し、帰国後の研究期間延長(令和元年度末まで)を申請した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究課題の採択後、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋研究所での研究が決まったため (平成30年4月より平成31年3月まで)、本研究課題を遂行できず、帰国後の研究延長を令和元年度末まで希望したため。
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Strategy for Future Research Activity |
当初計画した通り、ケミカルエピジェネティクスと培養条件検討の融合に加え、耐性菌株を利用した新規生物活性物質の探索についても、適応を拡大しながら有用性と有効性を確認していく。また、本年度においても微生物の分離を、国内外の様々な環境 (主に海洋環境を中心に) から積極的に行っていく。
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Causes of Carryover |
本課題の採択後、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリプス海洋研究所での研究が決まったため、当該研究を実施できなかった。帰国後の研究延長を令和元年度末まで申請し、従来の予定通りに研究計画を進める予定。
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Research Products
(15 results)