2019 Fiscal Year Annual Research Report
Theorizing Unrelated Shared-hosehold between Multigeneration: Based on comparisons with homeshare around the world
Project/Area Number |
16K21412
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
久保田 裕之 日本大学, 文理学部, 教授 (40585808)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ホームシェア / 世帯 / 世代間交流 / 居住の貧困 / 高齢者の見守り / 居住福祉 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である平成31年(令和元年)度は、1)「第二回日本ホームシェア会議」の開催、2)アジア研究に関する国際学会での研究報告、3)最終成果物としての書籍の執 筆・編集を行った。 第一に、京都府の事業者と相談した結果、「第二回日本ホームシェア会議」を7月6日に京都府住宅課の主催で開催した。前回よりも大規模でより多くの事業者を集めて報告・議論を行ったほか、EUにおけるホームシェアの国際比較、および、フランス、スペインでのでの世代間協同居住の実態報告などを踏まえ、議論と情報収集を行った。今後も、国内事業者の連携、および日本のホームシェアに関する調査・議論を継続していくことが約束された。 第二に、7月16日から19日にわたってオランダ・ライデン大学で開催された「ICAS11(アジア研究者の国際会議・報告」において、日本のホームシェアの特徴に関する研究報告を行い、とりわけ多のアジア諸国との比較の観点から情報収集を行った。とりわけ、人類学を中心に、韓国とシンガポールとの研究者と連携を深めることができた。 第三に、最終成果物としての書籍『ホームシェアという暮らし方』(課題)の執筆、出版に向けた作業を行った。この点、京都の出版社から出版の内諾を得たため、執筆・編集を開始し、翌年度の出版を目指すことになった。
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Research Products
(2 results)