2018 Fiscal Year Research-status Report
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16K21421
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
渡邊 恵太 明治大学, 総合数理学部, 専任准教授 (30589297)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ダミーカーソル実験 / 自己知覚 / アイトラッカー / 周辺視 |
Outline of Annual Research Achievements |
ダミーカーソル中の自身が操作するカーソルの発見についてアイトラッカーを用いて実験を行った。その結果、自身のカーソルの発見には中心視ではなく周辺視を利用して発見をしていることが示唆された。計画していた実験では、カーソル発見時に、視線の位置とカーソルの位置が重なると考えていた。しかし実験をしてみると、自身のカーソルに視線が重なることなく、自身のカーソルを発見しているパタンがあった。アイトラッカーは中心視のトラッキングはできるが、周辺視のトラッキングはできない。したがって実験方法を変更する必要があるが、周辺視によって発見する方法は、人間の視覚の特性からも合理的であり、この発見は興味深いものである。今後は周辺視での発見の特性についてさらに実験を進める。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
人間が中心視を用いず周辺視での発見を行っているという発見によって実験方法の変更をしているため。
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Strategy for Future Research Activity |
アイトラッキングで中心視は特定できるため周辺視の範囲のパタンを条件設定し、実験を行う。
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Causes of Carryover |
アイトラッカーを使用するためのソフトウェアラインセンス費用および、学会発表、ジャーナル論文用の費用
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Research Products
(1 results)