2019 Fiscal Year Annual Research Report
Principle of territoriality in copyright law and its limitations: A pluralistic approach
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16K21492
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| Research Institution | Ritsumeikan University |
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Principal Investigator |
畑中 麻子 立命館大学, 法学部, 准教授 (80755497)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | 著作権法 / 国際公法 / 国際私法 / 属地主義 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である2019年度は、研究成果を統一的に整理しまとめることに注力する計画であった。そのため、これまでに収集した文献の精査及び検証と執筆、及び国外の研究者との学術交流に集中し、主に次の2項目を実施した。
(1) 国際研究会における報告活動 後期から在外研究でドイツに在住していることを契機とし、招聘を受けて本研究の成果の一部を国際的に発信する機会に恵まれた。チュービンゲン大学（Doshisha-Tuebingen Symposium on Modernity’s Challenges to Law and Dispute Resolution）では日本以外にフランス・スイス・イタリア・ドイツ・シンガポール・タイからの参加者と意見交換を行い、特にUNCITRAL国際合意の法的諸問題について議論を深めることができた。続いてゲーテ大学（報告課題名「Private ordering and digital copyright」）では、デジタル著作権という本研究のテーマの真髄について日欧比較の観点から活発な議論を展開するに至り、研究活動のまとめにふさわしい報告をすることができた。
(2) 単著の執筆 これまでの研究活動が実を結び、法学学術書出版の世界的権威であるWolters Kluwerから英語による単著が出版され、さらには同社のシリーズ「Global Trends of Dispute Resolution」へ編入される運びとなった（2021年3月までに出版予定）。本研究の成果についても、同書に反映される予定である。法学諸領域の知見を総合的に検証し現代著作権法制度の発展に貢献するのみならず、その研究成果を国際的に発信し著作権法の基礎理論をめぐる研究へと深化させるという、本研究の目的が達成される見込みである。
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[Presentation] (A)DR and IP2019
Author(s)
A. Wechs Hatanaka
Organizer
Doshisha-Tuebingen Symposium on Modernity’s Challenges to Law and Dispute Resolution, Tuebingen University, Germany
Int'l Joint Research / Invited
