途上国の地方行政組織と企業及びCSR関連組織の協働プロセスに関する動態的研究

2017 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 16K21549
• Research Institution: Kanagawa University
• Principal Investigator: 石井 梨紗子 神奈川大学, 法学部, 准教授 (00596851)
• Project Period (FY): 2016-04-01 – 2020-03-31
• Keywords: 地方行政 / 協働 / CSR

Outline of Annual Research Achievements

初年次に続き、第2年次である29年度も主に文献・資料収集に充てられた。
本年度2-3月に延期していた現地調査を実施する予定で準備を進めていたが、研究代表者が29年年末に発声できなくなり、突発性反回神経麻痺と診断され、当初回復までに要する期間が不明であったため、予定していた現地渡航を延期せざるを得なかった。この間、研究協力機関であるフィリピン大学の地方ガバナンス研究所の研究員とは定期的に交信し、今後の調査の進め方についてアドバイスを受けると共に、実現可能な調査対象地と調査方法について検討を続けている。次年度には確実に現地調査を敢行する予定である。
年度末3月には九州大学の科研費プロジェクトからの招聘でCSRの研究会で報告を行い、内外の事例に精通した研究者との交流を深めた。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究代表者の妊娠・出産とその後の健康上の理由により、予定していた現地調査の実施が大幅に延期されたため。

Strategy for Future Research Activity

予定していた現地調査を次年度に実施する。

Causes of Carryover

研究代表者の妊娠・出産とその後の健康上の理由のため、予定していた現地調査の実施が延期されたことで支出も繰り越された。