2018 Fiscal Year Research-status Report
途上国の地方行政組織と企業及びCSR関連組織の協働プロセスに関する動態的研究
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16K21549
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
石井 梨紗子 神奈川大学, 法学部, 准教授 (00596851)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 地方行政 / 協働 / CSR |
Outline of Annual Research Achievements |
第3年次である30年度も、研究代表者の反回神経麻痺の再発により夏期の現地調査を計画できなかったことから、主に文献・資料収集に充てられた。 この間、研究協力機関であるフィリピン大学の地方ガバナンス 研究所の研究員とは引き続き交信し、今後の調査の進め方について検討を続けている。 一方で年度末の1月には、神奈川大学の学内研究所で参加しているアジアのスラム地域に関する共同研究プロジェクトの企画で、タイのバンコクへの2泊4日の現地調査に参加する機会を得た。短期間ではあったが、現地研究者の協力もあって、不法居住区での居住者と支援者へのヒアリングを行うことができ、フィリピン・マニラの地方行政の事例に照らして興味深い事実も観察することができた。 31年度には、フィリピンの現地調査を実現させ、タイの事例との比較検討を行いたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の妊娠・出産とその後の健康上の理由により、予定していた現地調査の実施が大幅に延期されたため。
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Strategy for Future Research Activity |
フィリピンの現地調査を31年度中に実施する。
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Causes of Carryover |
現地調査が延期されたため。
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