2018 Fiscal Year Annual Research Report
International Comparative Analysis of Public Library Management from the Perspectives of Purity and Hybridisation(Fostering Joint International Research)
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16KK0072
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| Research Institution | University of Tsukuba |
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Principal Investigator |
小泉 公乃 筑波大学, 図書館情報メディア系, 助教 (70567461)
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| Project Period (FY) |
2017 – 2018
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| Keywords | 公共図書館 / 図書館経営 / 民主主義 / 事例分析 / 理論研究 / エスノグラフィー / ハイブリディゼーション / 北欧 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
公共図書館における直営経営とハイブリディゼーションの特徴を解明することが本研究の目的である。本年度は，OsloMet(ノルウェー)を拠点とし，ALMPUBという国際研究グループに所属することで，共同研究を推進した。
第一に，包括的な文献レビューを実施し，先行研究を網羅的に分析した。その結果を査読付き学術雑誌のJournal of Documentationに投稿し，受理された。
第二に，北欧図書館を対象に予定通り，エスノグラフィー調査を実施した。調査対象館は下記の通りである。
【ノルウェー】オスロ市ダイクマン図書館の中央館（Deichman），新中央館ビョルビカ（Bjorvika），ストブナー図書館（Stovner），トイエン図書館（Toyen），ビブリオ・トイエン（Biblio Toyen），ビョルンホルト図書館（Bjornholt），ドラメン市図書館（Drammen），ノルウェー北部のトロムソ市図書館（Tromso）。【スウェーデン】ストックホルム公共図書館の中央館とキスタ図書館（Kista），ナッカ市図書館（Nacka），ゴットランド市図書館（Gotland）
【デンマーク】コペンハーゲン市図書館の中央館，デンマーク王立図書館（The Royal Library），オーフス市図書館（DOKK1）。【フィンランド】ヘルシンキ市のパシラ図書館（Pasila），オーディ図書館（Oodi），ヘルシンキ市の隣接自治体エスポー市のイソ・オメナ図書館（Iso Omena）である。これだけ多くの事例からデータを入手できたことは，想定以上の成果である。
第三に，調査から得られたデータを基礎とした理論研究を査読付き国際学会のBOBCATSSS2019で発表した。当初予定していたアンケート調査は共同研究者側で別途実施されることになったが，理論研究の実施が可能となった。研究全体は順調に進展した。
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| Remarks |
在外研究中の所属機関Oslo Metropolitan University（OsloMet）にて，ALMPUBプロジェクトのWebページを作成
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