2021 Fiscal Year Annual Research Report
An international comparison of interactions among children, parents, and therapists in cognitive behavior therapy for children and adolescents with anxiety disorder(Fostering Joint International Research)
Project/Area Number |
16KK0090
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
石川 信一 同志社大学, 心理学部, 教授 (90404392)
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Project Period (FY) |
2017 – 2021
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Keywords | 認知行動療法 / 児童 / 青年 / 不安 / 文化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,認知行動療法(CBT)のセッションの様子を録画した動画を用いて,CBTプログラム内におけるセラピスト-子ども-親の間の相互作用の分析を行い,日本と欧米諸国の比較を行うことであった。 日本側のデータは,科研費(基盤C)の採択課題である「児童青年の不安・抑うつに対する認知行動療法の有効性(平成25-28年度)」のトライアルで得られた動画データを活用した。 2021年度は,研究成果発表として,国際誌であるBehavior Therapyへの投稿論文の改稿作業を行った。前年度までに改稿の機会を与えられたため,修正点について改訂を行い再投稿を行った。その結果,2021年に本研究は,Behavior Therapyに掲載されることとなった。また,国際学会であるThe 55th Association for Behavioral and Cognitive Therapiesにおいても,本研究の成果を発表した。 本研究の結果,日本とオーストラリアの子どものCBTにおけるセラピスト-子ども-親の間の相互作用の違いが明らかになるとともに,治療結果に影響を及ぼす相互作用に関する変数が明らかとされた。以上の結果から,CBTの文化的適応に関する臨床的な示唆が得られた。
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Research Products
(4 results)