2021 Fiscal Year Annual Research Report
Comparative Study of Risk Assessment for Super Eruptions between New Zealand and Japan(Fostering Joint International Research)
Project/Area Number |
16KK0092
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Research Institution | Ibaraki University |
Principal Investigator |
長谷川 健 茨城大学, 理工学研究科(理学野), 准教授 (00574196)
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Project Period (FY) |
2017 – 2021
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Keywords | 巨大噴火 / 火山 / 古地磁気 / マグマ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、巨大噴火に関する地質学的・岩石学的・古地磁気学的研究を基課題とし、国際共同研究によって、巨大噴火の準備から発生そして終息までのプロセスと、その社会的リスクを詳しく検討することを目的としている。 2021年度は、これまでに得られた研究成果を広く国際学会などで公表し、より精緻なものにして論文投稿をするための延長期間であった。また、COVID-19の拡大・まん延のため、思うように進めることができなかった学会での意見交換や情報収集、およびデータ補強のためのニュージーランドにおける現地調査・サンプリングを計画していた。 しかしながら、ニュージーランドにおける現地調査・サンプリングは、同様の理由(COVID-19のまん延)で2021年度も遂行することができなかった。一方、国際学会では、オンラインながらも発表を行い、関連する研究者と非常に有意義な議論を交わすことができた。国内外の学会の場以外でも、海外の関連研究者とオンラインで定常的に議論を繰り返すことで、これまでの研究成果をより精緻なものにし、その結果として関連する原著論文も8編(うち英文による国際共著論文は4編)を公表することができた。
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Research Products
(17 results)
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[Presentation] ニュージーランド,タウポ噴火の古地磁気年代測定2021
Author(s)
長谷川健, Greve, A., Gravley, D.M., 楠稚枝, 岡田誠, Kosik, S., 望月伸竜, 金田泰明
Organizer
火山学会2021年秋季大会学術講演会
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[Presentation] Paleomagnetic Estimations of the Duration and Age of the Taupo Eruption, New Zealand2021
Author(s)
Hasegawa, T., Greve, A., Gravley, D.M., Kusu, C., Okada, M., Kosik, S., Mochizuki, N., Kaneda, Y.
Organizer
AGU Fall meeting 2021
Int'l Joint Research