2022 Fiscal Year Annual Research Report
Breakdown of symbioses in mesophotic corals using omics aproach (Fostering Joint International Research)
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16KK0164
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| Research Institution | University of the Ryukyus |
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Principal Investigator |
波利井 佐紀 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 准教授 (30334535)
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| Project Period (FY) |
2017 – 2022
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| Keywords | 共生 / サンゴ / オミックス解析 / 深場サンゴ礁 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
基課題では深場サンゴを浅場サンゴ礁に移植するとサンゴは白化し、急激には順応できない可能性を示した。その原因を明らかにするため、本研究課題では深場サンゴ－褐虫藻の共生崩壊のメカニズムを国際共同研究として包括的に調べている。前年度までに、深場サンゴ礁からのサンゴを浅場の２種類の光条件下に移植し、白化・非白化のサンゴ試料を得た。R4年度はこれらのサンゴ試料の発現タンパク質を明らかにするため、Prof. Simon Davy（Victoria University of Wellington, ニュージーランド）を訪問し、質量分析計（Orbitrap）を用いてプロテオミクス解析を行った。得られたデータを解析し、その解釈についてDavy教授と研究グループ内のPD研究員と議論をした。この他、関連して浅場ー深場間のサンゴの水深適応に関する論文を公表した。
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