2019 Fiscal Year Annual Research Report
Canopy functional assessment based on hyperspectral reflectance (Fostering Joint International Research)
Project/Area Number |
16KK0170
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
王 権 静岡大学, 農学部, 教授 (50402235)
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Project Period (FY) |
2017 – 2019
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Keywords | 林学 / 分光特性 / キャノピースケール / 機能評価 / RTM |
Outline of Annual Research Achievements |
本国際共同研究の基課題は、異なるスケールにおける生態機能の多様性を扱った新たな学問であり、分光特性を利用したキャノピースケールでの生理応答特性、特に光合成に関連する応答を評価するシステムの開発を目標とし、これまできわめて困難であったキャノピースケールでの生理生態機能評価を目的としている。本国際共同研究は、基課題の成功の鍵であるガス交換モデルと輻射伝達モデルの融合を目的としており、キャノピースケールでの生理生態機能評価に挑戦し、Functional Biogeographyの発展を目指している。ガス交換モデルと輻射伝達モデルの融合によって、生理的、生化学的、構造的な特性が統合された分光特性から要素ごとの評価が可能となり、Global Canopy Programmeなどのキャノピースケールでの機能多様性の評価に関する国際的なプロジェクトの中で重要な役割を担うことになる。 本年度はカナダUniversity of Alberta においてVisiting Professorとしておよそ2.5ヶ月滞在した。Department of Earth and Atmospheric Sciencesに所属している海外共同研究者であるArturo Sanchez-Azofeifa教授とともに Lidarデータと近接リモートセンシングを中心に、共同研究を行った。特にフイールドでの長期間系列データ(PRIやPAR等々環境要因)の獲得とLidarデータを含むビッグデータについて分析を行った。
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Research Products
(4 results)