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2005 Fiscal Year Annual Research Report

科学者の問いとコミュニケーションに注目したサイエンスライター支援システムの開発

Research Project

Project/Area Number 17011032
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

東原 義訓  信州大学, 教育学部, 教授 (90143172)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中村 浩志  信州大学, 教育学部, 教授 (60135118)
谷塚 光典  信州大学, 教育学部, 助教授 (30323231)
井田 秀行  信州大学, 教育学部, 助教授 (70324217)
藤森 裕治  信州大学, 教育学部, 助教授 (00313817)
川村 康文  信州大学, 教育学部, 助教授 (90362087)
Keywordsインストラクショナルデザイン / テンプレート / 教材作成支援システム / サイエンスライター / 問いの連鎖 / システム開発
Research Abstract

本研究では、これまでの特定領域研究「科学者の『問いの連鎖』に学ぶWEBベース学習支援システムとコンテンツの開発」の成果を発展させWebページを作成するサイエンスライターを支援するシステムを開発することをねらって研究を進めた。
Web教材を開発するサイエンスライターがよりどころにするインストラクショナルデザインを確立できるよう、ガニエの9教授事象を基本に、内容領域に依存する部分の細部を明確化することを行った。具体的には、昨年度までに開発した「科学者の目のつけどころシリーズ」のWeb教材を分析し、教材の画面展開の共通性を抽出し、「科学者を見せる」「知の創造につながる」ためのインストラクショナルデザインを考案した。考案したインストラクショナルデザインは、「擬似野外観察型」「野外観察擬似同行型」「科学者のフィールド擬似観察型」などである。
さらに、各インストラクショナルデザインに対応する教材展開テンプレートを設計した。テンプレートをPowerPointで表現することにより、誰でもが容易に利用できるようにした。テンプレート上の入力指示にしたがって文章や写真などの情報を書き込むことによって、一定水準の教材の流れを作成できるようにした。これらの画面展開は、emf形式のファイルとして保存する。一方、教材作成支援システムのスタディライターの機能を拡張して、emf形式の画面群をインポートして、インタラクティブスタディサーバで管理可能なWebページ教材として展開できるようにした。さらに、画面展開中に学習者に発問し、回答を受けつけ、それに基づき次々と展開するインタラクティブな機能を含むテンプレートの設計を行った。
また、サイエンスライターが用いる情報収集の手段および教材提示の手段として、高品質な映像を可能とするハイビジョン映像(HDV方式)を活用することの利点、活用方法を明確にするために、ハイビジョンカメラを用いた教材開発について検討を進めた。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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