2005 Fiscal Year Annual Research Report
中高生が先端科学技術のオーセンティシティを深化するネット援用科学館学習プログラム
Project/Area Number |
17011061
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Research Institution | Mejiro University |
Principal Investigator |
藤谷 哲 目白大学, 経営学部, 講師 (90331446)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩崎 公弥子 金城学院大学, 現代文化学部, 講師 (50345427)
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Keywords | サイエンスコミュニケーション / 科学館教育 / 先端科学技術 / ネットワーク・コミュニティ / 教育学 |
Research Abstract |
◎研究進捗状況 本課題では、先端科学技術の研究活動やその成果を、創造性・独創性を育むための格好の教材として活用することを目的とした、科学館学習プログラムの教育内容や指導方法の「学習環境のデザイン」研究を行う。 (A)科学館学習プログラムの事例調査 諸外国の科学館における生徒・大人向け教育諸活動ならびにアウトリーチ活動の実情を取材した。ロンドン(Science Museum, Dana Centre)では来館する子どもたちに対する教育活動・来館者支援の実情、子ども向けのアウトリーチ活動の現状、夜間に開催される主として大人向けのアウトリーチ活動拠点を取材した。パリ(Cite des Sciences et de l'Industrie)では同館の教育支援活動のあり方、ならびに館内での来館者対応・接遇業務の実施方法についてインタビューを行った。 (B)ネット上の「協調学習環境」の改良 これまでの学習活動向けWebサイトhttp://musedu.jp/の運用評価を通じて得た経験的知見を踏まえ、学習者にとって参画するコミュニティや活動の相手方の様子を捉えやすいと考えられて、他の既存のWebサイトからインタフェースの特質が想起しやすい「ソーシャル・ネットワーク・サイト」型の情報提示のスタイルに変更した。こんご科学館ボランティア・高校生による交流活動を取り入れた実践研究を展開する。 (C)成果発表 科学館を利用する学習者との交流活動のあり方について、インド全国科学館協議会が主催する国際ワークショップに招聘者として参加し、実践の報告を行った。
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Research Products
(1 results)