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2005 Fiscal Year Annual Research Report

科学的探究能力の育成を軸にしたカリキュラムにおける評価法の開発

Research Project

Project/Area Number 17011073
Research InstitutionNational Institute for Educational Policy Research

Principal Investigator

小倉 康  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (50224192)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山崎 貞登  上越教育大学, 教授 (40230396)
Keywords科学カリキュラム / 科学的リテラシー / 科学的探究能力 / 諸外国動向 / 論理的判断力 / 創造的問題解決 / CASEプログラム / 認知的加速
Research Abstract

1.科学的探究能力の育成法と評価法の研究
英国の認知的加速(CA)プログラムについて,小中学校の理科や算数・数学と関わりのある教材(CASE, CAME, Thinking through Science, Let's think through Science, Let's think について)の分析を進め,一部を国内の教員研修の場で試験的に実践した。
米国の科学的探究能力が強調された教育プログラムFOSSについて,一部の教材について,国内の教員研修の場で試験的に実践した。その他,米国教科書における科学的探究能力の評価事例分析,科学教育におけるテクノロジーを活用した科学的探究能力育成のための実験計測教材分析を進めた。
科学的探究能力のうち,論理的思考,科学のプロセススキル,非形式的思考,及び,批評的思考(メタ認知)の育成と評価の教材開発を進め,一部について,国内の教員研修の場で試験的に実践した。
2.科学的リテラシーの育成における科学的探究能力の位置づけに関する研究
OECDにおける科学的リテラシーに関する討議を通じて,科学的リテラシーの育成の観点から,科学的探究能力の位置づけについて分析した。
わが国の昭和20年代における経験主義的理科カリキュラムにおける科学的探究能力の位置づけを分析するため,当時の教科書の単元構成について分析した。
科学的リテラシーの育成を中心課題として開発されたカナダの科学教育カリキュラムフレームワークについて翻訳版を作成し,科学的探究能力の位置づけについて分析した。また,中心的な開発者であるRobert Laurie氏を招聘し,開発の理念と経緯,成果と影響等について説明を受けるために講演会を開催した。
英国の取組みを基に,テクノロジー教育と科学教育との関連について分析した。
3.上記研究に関わる報告書を2冊刊行した。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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