2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17012017
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
山村 研一 熊本大学, 発生医学研究センター, 教授 (90115197)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 豊志雄 (財)実験動物中央研究所, 動物医学研究室, 室長 (20106644)
加藤 秀樹 浜松医科大学, 医学部附属動物実験施設, 助教授 (30142053)
中尾 和貴 理研, 発生・再生研・変異マウス開発チーム, 研究員 (20217657)
小幡 裕一 (独)理研, バイオリソースセンター, センター長 (30177290)
山崎 由紀子 情報・システム研究機構・国立遺伝学研究所, 助教授 (00239956)
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Keywords | トランスジェニック / ノックアウト / 相同組換え / 遺伝子トラップ / 凍結保存 / 微生物学的モニタリング / 遺伝学的モニタリング / データベース |
Research Abstract |
フィーダーフリーのTT2 ES細胞を樹立した。ICRのモルラ胚との凝集法でキメラ作製が可能である。また、C57BL/6由来のES細胞の樹立し、100%キメラが得られた。しかし、生殖系列への伝達率は、TT2に比較し悪い。トランスジェニック及びキメラマウス作製を、計244件実施した。ES細胞相同組換えに関する相談は、17件にのぼった。その内容は、ベクター構築に関してパーツとなるプラスミドや部位特異的組換えに関するプラズミドの分与、feeder free ES細胞の分与、ベクター構築(アームの長さや場所等)の相談、ES細胞培養技術指導、ES細胞へのベクター導入とクローン単離、キメラマウス樹立およびマウス交配指導、トラップES細胞を利用した遺伝子置換のベクター構築の指導等であった。37機関から361件の微生物学的モニタリングの依頼があり、4608検体の検査を行った。マウス肝炎ウイルスの感染はほとんど見られなくなった。海外へのマウスの送付が増加しているため、英語での検査成績依頼が増加している。リボゾーマルRNA遺伝子は13箇所に別れて遺伝子座が存在する。このような場合、トラップベクターが挿入されたリボゾーマル遺伝子の位置を容易に特定できない。そこで、交配による遺伝子マッピングを行い、18番または19番染色体上にあることを、明らかにした。遺伝子操作マウスの寄託凍結保存数は767件、供給系統数は950件であった。MHVに感染したマウス等500系統ののクリーニングを行った。生殖工学に関する技術指導を国内では4回20名、国外では中国北京大学で5名について行った。生殖工学の技術を網羅した英語のCD版を作製した。凍結精子の体外受精用の培地を開発した。CARD R-BASEから、EGTC、JMSR、FIMRE、IMSRへのリンクを張り、より利用しやすい環境を作った。
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Research Products
(38 results)
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[Journal Article] Microarray analysis of the genes induced by tetracycline-regulated expression of NDRF/NeuroD2 in P19 cells.2005
Author(s)
Oda, H., Fushimi, F., Kato, M., Kitagawa, M., Araki, K., Seki, N., Ohkubo, H.
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Journal Title
Biochem Biophys Res Commun. 335
Pages: 458-468
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[Journal Article] Functional Isolation of novel nuclear proteins showing a variety of subnuclear localizations.2005
Author(s)
Moriguchi, K., Suzuki, Y., Ito, Y., Yamazaki.Y., Niwa, Y., Kurata, N
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Journal Title
The Plant Cell. 17
Pages: 389
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[Journal Article] Rice mutants and genes related to organ development, morphogenesis and physiological traits,2005
Author(s)
Kurata, N., Miyoshi, K., Nonomura, K.-I., Yamazaki, Y., Ito, Y.
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Journal Title
Plant and Cell Physiology 46
Pages: 48
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