2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17012017
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
山村 研一 Kumamoto University, 発生医学研究センター, 教授 (90115197)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 豊志雄 (財)実験動物中央研究所, 動物医学研究室, 室長 (20106644)
加藤 秀樹 浜松医科大学, 医学部・附属動物実験施設, 准教授 (30142053)
中尾 和貴 熊本大学, 理研・発生・再生研・変異マウス開発チーム, 研究員 (20217657)
小幡 裕一 熊本大学, (独)理研・バイオリソースセンター, センター長 (30177290)
立松 正衛 愛知がんセンター研究所, 腫瘍病理学部, 副所長 (70117836)
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Keywords | 遺伝子改変マウス / 相同組換え / 凍結保存 / 微生物学的モニタリング / 遺伝学的モニタリング / データベース / 病理形態学 / 組織診断 |
Research Abstract |
MSM/MsからES細胞を樹立し、効率よい生殖キメラマウス作製のためのプロトコールを確立した。Tg及びキメラマウス作製を、計304件実施した。ES細胞の相同組換え等に関する相談は37件で、これには実際の技術指導、ベクター等の供与、その他相談を含む。33機関から315件の微生物学的モニタリングの依頼があり、5314検体の検査を行った。ここ数年、特定施設でPasteurella pneumotropicaや消化管内原虫の汚染が継続して見出されるものの、マウス肝炎ウイルスを含め、問題となる感染症はほとんど認められなくなった。10種類のマイクロサテライトマーカーを用いて、寄託された系統について、順次遺伝学的モニタリングを行い、今年度は1000個体実施した。遺伝子操作マウス等の寄託凍結保存数は4029件、供給系統数は2347件であった。MHVに感染したマウス等108系統のクリーニングを行った。生殖工学に関する講習会を国内で3回、韓国で1回実施した。精子の前培養及び凍結保存用の培地を開発し入手可能にした。CARDでの登録・承認・公開・編集システム(CARD Entry)を改善し機能を強化した。病理形態解析支援として、1)Tob/Ras遺伝子操作マウス、2)Tob/p53遺伝子操作マウス、3)Kid欠損マウスならびに4)ANA欠損マウス等の解析を行い、腫瘍の病理診断として、5)自然発生及びγ線照射RAD18ノックアウトマウスのリンパ腫、6)1-nitrosoindole-3-acetonitrfle(NIAN)誘発スナネズミ胃病変の病理組織学的検索等、合計12件対応した。
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Research Products
(41 results)