2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17018020
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
福澤 秀哉 京都大学, 生命科学研究科, 助教授 (30183924)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷部 光泰 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 教授 (40237996)
河内 孝之 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (40202056)
大和 勝幸 京都大学, 生命科学研究科, 助手 (50293915)
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Keywords | コケ植物 / 発生分化 / 適応進化 / 藻クラミドモナス / 光合成 / 環境応答 / 性染色体 |
Research Abstract |
植物の諸機能(光合成環境応答/生殖/形態形成/二次代謝)の進化と多様性を理解する為に本研究では、緑藻クラミドモナス(遺伝学が可能な単細胞真核光合成生物)・苔類ゼニゴケ(性染色体をもつ最初の陸上植物)・蘇類ヒメツリガネゴケ(植物で最も遺伝子ターゲティングが容易)について,完全長cDNA(発現領域情報)とゲノム情報を収集した。クラミドモナスでは、米国JGIが取得した12倍分のゲノム配列(1557 Scafford)について、日米欧共同でアノテーション作業を開始し15,256遺伝子候補を推定した。また,強光に対する遺伝子発現プロファイルを、シアノバクテリアとシロイヌナズナのトランスクリプトームとの比較から光応答性遺伝子の多様性を明らかにした。さらに松の実の油脂主成分でもあるピノレン酸の合成に関わるω13不飽和化酵素遺伝子を発見し、さらにタバコで発現させると葉でピノレン酸が蓄積することを証明した。ゼニゴケY染色体の配列を、ヒト・緑藻・アラビドプシスと比較し,精子の鞭毛タンパク質遺伝子や精子形成に必要とされる遺伝子を見出した。 一方、ヒメツリガネゴケについては、日米英独共同でゲノムコンソーシアムを結成し、8倍分のゲノム情報を米国JGIと共同で得た。各種の成長過程の細胞から完全長cDNAライブラリー、5'SAGEライブラリーを作製し、その大量シーケンス解析を行った。さらにゲノムライブラリー作製のためのミニプロトプラス
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Research Products
(6 results)