2009 Fiscal Year Annual Research Report
比較ゲノム解析による進化・多様性のゲノム基盤の解明支援
Project/Area Number |
17018030
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
藤山 秋佐夫 National Institute of Informatics, 情報学プリンシプル研究系, 教授 (60142311)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒木 陽子 独立行政法人理化学研究所, 生命情報基盤研究部門, 研究員 (10344037)
豊田 敦 情報・システム研究機構・国立遺伝学研究所, 特任准教授 (10267495)
久原 哲 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (00153320)
笠原 雅弘 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特任准教授 (60376605)
鈴木 穣 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (40323646)
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Keywords | 比較ゲノム / ゲノム科学 / ゲノム情報 / 染色体 / 遺伝子 |
Research Abstract |
比較ゲノム研究では、多様な生物種のゲノム構造情報や機能情報を比較解析し、それらを有機的に結合させることで研究が進展する。ゲノムを対象とした研究では、必要な試料の収集とリソース化、各種のゲノムDNAやcDNAライブラリの整備、高精度地図の作製、ライブラリスクリーニング、塩基配列決定等、各研究班に共通して必要だが特別な技術やシステムを必要とし、個別の研究班で対応するよりは領域全体として整備した方が効率的なものや、配列アセンブリ、比較配列解析、マイクロアレイ解析、統計解析のように、特別な知識や経験を有するエキスパートの支援を必要とするものがある。当班は、これら比較ゲノム研究の推進に必要で、しかも共通性の高い項目について研究支援を行うことを目的に活動する。また支援班である本班は、研究活動は実施しない。 今年度は従来から実施したcDNA解析支援、BACライブラリ等のゲノムリソース作成支援に加え、Illumina GAゲノムアナライザによる大規模シーケンシング支援依頼が増加したことが特徴である.応用ゲノム研究班からの依頼により、人個人ゲノムの大規模解読も開始した。 支援実績は下記の通り。BACライブラリ構築、BACクローンシーケンシング:4件、新型シーケンサによる大規模シーケンシング:6件、その他(ライブラリ操作):1件
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Research Products
(3 results)