2005 Fiscal Year Annual Research Report
次世代ハードディスクドライブ用の超薄型・高速回転圧電超音波モータ
Project/Area Number |
17040006
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
富川 義朗 山形大学, 工学部, 客員教授 (80007004)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
広瀬 精二 山形大学, 工学部, 教授 (70007201)
田村 英樹 山形大学, 工学部, 助手 (90396581)
青柳 学 室蘭工業大学, 工学部, 助教授 (80231786)
高野 剛浩 東北工業大学, 工学部, 教授 (50085411)
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Keywords | 次世代 / ハードディスク / 超薄型 / 高速回転 / 圧電 / 超音波 / モータ |
Research Abstract |
表記申請課題について、それぞれ分担研究を行った。以下その成果について報告する。 (1)研究総括として、具体的な超音波モータを考案し、その検討課題を明確にした。即ち、 1)主に圧電セラミックス使用の円環振動子を用いた構成、 2)圧電単結晶LiNbO_3材使用の構成 (i)128°回転Y板のL_1-F_2モード矩形板・モータ、 (ii)128°回転Y板の屈曲正方形板・モータ、 (iii)155°回転Y板の屈曲正方形板・モータ、等を取り上げることにした。 3)圧電セラミックス使用の改良L_l-L_2モード・矩形板モータ(多積層構成モータ) 4)水晶MEMSモータ、 5)ジャイロモーメント・モータ・・・を分担研究することにした。 (2)具体的モータの検討成果はそれぞれをいくつかの国際コンファレンスを含む研究会で報告した。具体的論文は次ページに示すとおりで、6件に及んでいる。その他、次年度となる研究会報告を既に4件登録している。 (3)上記の成果の中では特に(1)における1),2),3)が有望であることが判明した。 (4)(1)-5)のジャイロモーメント・モータも将来的には有効であると思われる。特に静電的駆動法のモータは次年度でのトライに活路を見出したい想いである。 (5)継続の次年度はこれらの考案モータのブラシ・アップを大きな課題としたい。
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Research Products
(6 results)