2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17064007
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
森川 良忠 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (80358184)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤井 久純 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (70124873)
城 健男 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 教授 (20093487)
大野 隆央 物質材料研究機構, 計算材料科学研究センター, センター長 (30344435)
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Keywords | 量子シミュレータ / サブクミクロンサイズ / 第一原理分子動力学法 / オーダーN法 / KKR法 / GW近似 / 擬ポテンシャル法 / 並列計算 |
Research Abstract |
本研究課題は、本特定領域研究A02班内の各グループ間のつながりを強め、A01班、A03班の橋渡しをするために設けられた調整班である。A02班では、A01班で開発される基礎的電子状態理論を、汎用性のあるプログラムに取り入れ、A03班で議論されるような様々な物質系に適用可能なシミュレータを開発し、一般に公開することを目的としている。シミュレータの開発には理論的な理解とともに数値計算上のテクニックやノウハウ等も重要であり、こういった情報を交換する場を作っていくことが調整班としての大きな役割である。今年度はA02班が中心となって「大規模・高精度電子状態計算手法に関する研究会」を平成18年7月13,14日に大阪大学産業科学研究所において開催した。この会議はA02班内のメンバーに限らず、広く電子状態計算にかかわるグループに案内を出し、大規模・高精度電子状態計算に関する最新の知見を交換し、議論する機会とした。口頭発表17件、ポスター25件、73名の参加者があった。また、2006年12月には広島でA01,A03班とも共催で国際会議を開催した。ここでは、国外からの研究者も多数参加して第一原理電子状態計算法とその応用に関して最新の成果と今後の課題について討論を行った。
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