2005 Fiscal Year Annual Research Report
計算機マテリアルデザイン手法を用いた現実物質のデザインの調整班
Project/Area Number |
17064010
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
笠井 秀明 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00177354)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長尾 和多加 東北大学, 電気通信研究所, 助手 (00361197)
広瀬 喜久治 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10073892)
長柄 一誠 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助手 (10135676)
押山 淳 筑波大学, 大学院・数理物質科学研究科, 教授 (80143361)
佐藤 和則 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (60379097)
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Keywords | 計算機マテリアルデザイン / 物質反応デザイン / 第一原理計算 / 量子シミュレーション |
Research Abstract |
本研究組織は調整班であるため、研究実績は無い。本組織による実績を以下に示す。 平成18年2月6日、大阪大学イノベーションセンターにて「A03班 研究代表者会議兼成果中間報告会議」を開催し、各グループの研究進捗状況の報告、および、今後の計画についての確認を行った。また現状の各グループの抱える問題点を紹介し、他のグループで、その解決策もしくは、解決の糸口が無いかなどの情報交換を行った。最後に3月に行われる領域全体の成果報告研究会においてのA03班の報告方法についても話し合った、今回の報告会で、各グループが、それぞれ十分な中間報告にたる成果を得ていることが確認できたので、それぞれ、均等時間割りで、成果報告をすることと決まった。 また、各グループが開発してきた量子シミュレーション手法の公開の観点から、3月7日から5日間開催される第8回コンピューテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD)ワークショップへ講師陣として参加した。そこでは、各グループのもつこれまでの実績をコンピューテーショナル・マテリアルズ・デザインの先端研究事例として紹介し、また、各グループの開発してきた量子シミュレーションコードを用いた実習形式の公開講義も行った。このワークショップには、大学関係者以外に、企業の研究者に参加していただけるようにしているため、まさしく、量子シミュレーション手法を広く応用研究現場の研究者に公開する良い機会となった。
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