2008 Fiscal Year Annual Research Report
計算機マテリアルデザイン手法を用いた現実物質のデザインの調整班
Project/Area Number |
17064010
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
笠井 秀明 Osaka University, 大学院・工学研究科, 教授 (00177354)
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Keywords | 計算機マテリアルデザイン / 物質反応デザイン / 第一原理計算 / 量子シミュレーション |
Research Abstract |
本研究組織は調整班であるため研究実績はない。 特定領域研究「磁性制御による動的量子反応デザイン手法の開発・公開」(研究期間:2005年度~2008年度)の研究を円滑に進めるため各研究機関の連絡・調整を行ってきた。A03班の協調作業、情報収集・集約、情報伝達の主体を担うことが当調整班の役割であり、これらを通じて領域全体の目的である次世代量子シミュレータ・量子デザイン手法の開発に貢献する。 また研究領域の活性化、啓蒙活動、各グループが開発してきた量子シミュレーション手法およびプログラムコードの公開・普及の観点から以下の日程でコンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD)ワークショップを開催し講師陣としても参加した。 平成20年3月4-8日 第12回コンピュテーショナルマテリアルデザイン(CMD) ワークショップ<参加者:学生11名、一般17名> 平成20年9月6-10日 第13回コンピュテーショナルマテリアルデザイン(CMD) ワークショップ<参加者:学生16名、一般25名> そこでは、各グループの持つこれまでの実績をCMDの先端事例として紹介し、また各グループの開発してきた量子シミュレーションコードを用いた実習形式の公開講義も行った。このワークショップには大学関係者以外に、一般企業の研究者に参加いただけるようにしているため、まさしく量子シミュレーション手法を広く応用研究現場の研究者に公開するよい機会となっている。 更に研究推進を円滑に行なうため以下のA03班代表者会議・成果報告会を開催した。 ・平成20年2月8-9日「平成19年度A03班成果報告会」
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Research Products
(17 results)