2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17067002
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
赤木 和夫 Kyoto University, 工学研究科, 教授 (20150964)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 俊夫 福井工業大学, 工学部, 教授 (60026276)
金藤 敬一 九州工業大学, 生命体工学研究科, 教授 (70124766)
藤木 道也 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (00346313)
山本 隆一 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (10016743)
河合 壯 奈良先端科学技術大学院大学, 物質科学教育研究センター, 教授 (40221197)
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Keywords | 高分子合成 / 高分子構造・物性 / 階層構造 / 機能制御 / 電子・電気材料 |
Research Abstract |
本総括班では次世代π共役ポリマーの超階層制御と革新機能に関する研究の推進を総括し、特に関連学域の深化と新たな融合研究の創出を目指して領域運営とシンポジウム開催などに取り組んできた。研究成果の公開と関連研究者との討論を目的とする公開シンポジウムについては第7回公開シンポジウムを平成20年6月19日20日山形市伝国の森、第8回公開シンポジウムを平成21年1月20日、21日に東京都上智大学でそれぞれ開催した。それぞれの参加者人数は120名と118名で、きわめて盛況であった。また2編のニュースレターを刊行した。一方、ホームページにより本領域の趣旨、班員の研究計画と業績、さらに行事開催予定などの情報を公開してきた。総括班としての計画立案と総括のために2回の総括班会議を開催した。国際化の推進のために第3回超階層制御国際ワークショップを平成20年10月20、21日に兵庫県淡路市で開催し、2000年のノーベル賞受賞者のA.J.Heegerカリフォルニア大学サンタバーバラ校教授などを含め117名の参加を得た。連携シンポジウムとして第18回池谷コンファレンス(兵庫県立淡路夢舞台国際会議場、平成20年10月21日-23日、167名)を共催し、A. J. Heeger教授はじめ12件の招待講演と口頭発表およびポスター発表114件を通じて議論を深めた。当領域での特徴的な取り組みとして(1)領域内の共同研究の推進、(2)若手研究者の育成の2点について重点的な取り組みを推進してきた。合宿形式の合同班会議としてA01A03班合同班会議およびA02A04班合同班会議(平成20年6月20日、21日山形県山形市合計58名)を開催するなど、班内および班間での共同研究の可能性を追求した。一方、若手研究者の育成の目的のため前年度結成した"超階層制御若手の会"を引き続き運営・拡大し第6回超階層制御若手フォーラムを開催し(平成20年6月19日)、招待講演者や学生を含めて36名の参加を得て、若手研究者の交流とディスカッションを深めた。また若手主体のミニシンポジウムとして第1回有機ナノ材料・計測技術ミニシンポジウム(平成20年7月31日奈良県奈良先端大62名)の開催を協賛した。出版事業として「次世代共役ポリマーの超階層制御と革新機能」(赤木和夫監修、シーエムシー出版、2008年)を刊行した。
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