2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17069005
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
川合 真紀 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (70177640)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増田 茂 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50173745)
吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 助教授 (50202403)
山口 茂弘 名古屋大学, 大学院理学研究科, 教授 (60260618)
塚田 捷 早稲田大学, 大学院理工学研究科, 教授 (90011650)
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Keywords | 電気伝導 / 電子分光 / 表面・界面 / ナノリンク分子 / 吸着 / 固定電極 |
Research Abstract |
18年度は、以下の活動を行った。 (1)平成18年5月15日に第2回領域ミーティングを東京大学駒場キャンパスにて開催した,(参加者は、計画班班員と公募班班員を中心に約60名)。各研究グループ、特に、新たにメンバーに加わった公募班から研究実施体制・現状・方針について報告があった。公募班の発表をもとに、共同研究を推進するためにいくつかの公募研究をサポートすることを決めた。 (2)平成19年3月5-7日に東京大学柏キャンパスにて第3回領域ミーティングを開催した。領域発足からの研究実施状況と成果が報告された。今後の活動計画を議論した。分野の異なる班員間において分子内機能の付与とアンカー部位の工夫の観点から新規分子システムの創製、極限環境(極低温、強磁場、超高真空)における計測について実験ノウハウの交換、理論と実験との協力、等について盛んな議論が展開された。 (3)WEBぺ一ジに新規分子の情報提供サイトなどを設け、領域内の共同研究を推進した。分子合成を進めるA04班山ログループを軸に、新規分子の提供とその物性測定が活発に行われるようになった。また、理論解析を担当するA05班と実験グループの間でも協力体制ができ、川合・上羽、川合・森川、増田・森川、木口・小林、吉信・赤木、辛・常行などの共同研究が活発に行われている。
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