2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17070005
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
永江 知文 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50198298)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 裕和 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10192642)
阪口 篤志 大阪大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (70205730)
岩崎 雅彦 独立行政法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 主任研究員 (60183745)
中野 貴志 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (80212091)
岡 真 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (60144606)
|
Keywords | 実験核物理 / 量子ビーム / ハイパー核 / ストレンジネス核物理 |
Research Abstract |
研究の最終年度に当たる平成21年度には、これまでの研究によって得られた研究成果をまとめあげるとともに、これを一般へも公開し社会への還元を計った。このため、高校生のための講演会を平成21年8月1日に京都大学において開催した。72名の参加者があった。また、この分野の主要国際会議である「ストレンジネスとハイパー核に関する国際会議Hyp-X」を、平成21年9月14日(月)より9月18日(金)まで、茨城県東海村会議場リコッティにおいて開催した。参加者は、日本人約100名を含む総計約180名の参加であった。海外からの参加者は、ヨーロッパから46名、北米から8名、アジアから16名、を含む約80名であった。過去のこの会議の参加者数の統計からすると、前回に引き続き多い方である。次第にこの分野の研究者が増加してきていることを伺わせる。今回は、日本での開催ということもあって、特にアジア諸国(中国、韓国、インド、ミャンマー、インドネシア、台湾など)からの参加者も多かったところが特徴といえる。加えて、この国際会議に先駆けて、ストレンジネス核物理に関する若手研究者向けの国際スクールを京都大学基礎物理学研究所において、9月10日から12日にかけて開催した。海外からも含めた6名の講師をお願いし、40名近い大学院生の参加があった。
|