2006 Fiscal Year Annual Research Report
技術リスク管理のための社会システムの歴史的発展過程に関する研究
Project/Area Number |
17074002
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
三上 喜貴 長岡技術科学大学, 技術経営研究科, 教授 (70293264)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
淺井 達雄 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (60345535)
渡辺 研司 長岡技術科学大学, 技術経営研究科, 助教授 (90361930)
木村 哲也 長岡技術科学大学, 技術経営研究科, 助教授 (70273802)
門脇 敏 長岡技術科学大学, 技術経営研究科, 教授 (20185888)
山本 正宜 長岡技術科学大学, 技術経営研究科, 教授 (60432100)
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Keywords | 安全規格 / システム安全 / 技術者協会 / リスク評価分析 / 保険事業 / 第三者検査 / XML / 人物伝 |
Research Abstract |
「ボイラー・圧力容器」「情報システム」「機械安全」「システム安全」などの分野を中心にこ技術リスクを管理するための法令、保険制度、検査制度などを中心とする社会システムの歴史的な発展過程について基礎データの収集や国際比較研究を行ってきた。具体的な成果として以下がある。 1.計画研究成果公表用ホームページの開設 計画研究の成果を対外的に公表するためのホームページを開設している。 http://kjs.nagaokaut.ac.jp/mikami/STS/frame.htm 2.法令,長期事故統計等に関するデータベースの構築 特に明治期の産業安全規制法令などは研究者が容易に入手することが難しく、また、特に頻繁に改正されているものはその逐次の変更内容が系統的にわかりにくい.また,各種事故統計の長期時系列についても整備を進め,これら一次資料を関係研究者間で共有できるようDB化を図った。 3.研究成果の教材としての活用 これまでの研究成果は、論文、口頭発表などの形で公表するとともに、平成18年度に長岡技術科学大学に開設された専門職大学院技術経営研究科システム安全専攻における「安全マネジメント」などの専門科目において、その成果を活用した教材開発を行った。教材は現在、ウェブ教材として学外の受講生にも提供されている(対外提供科目名は「安全規制とマネジメント」)。 4.歴史年表の作成活用を円滑に行うためのXMLを活用した記述言語の開発 歴史年表等の作成・活用を円滑に行うための支援ツ-ルは、本計画研究のみならず本領域の全ての研究にとって有益なものであるので、なるべく一般性の高いものとして開発することを念頭に、XMLを利用した歴史的イベントの記述言語を開発中である。また、歴史知識のデータベースを基にして、これを視覚的に表現するためのツールについても合わせて開発を行っている。
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Research Products
(5 results)