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2005 Fiscal Year Annual Research Report

産業技術史資料に基づいた日本の技術革新に関する研究

Research Project

Project/Area Number 17074009
Research InstitutionNational Museum of Nature and Science, Tokyo

Principal Investigator

久保田 稔男  独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, 研究官 (40280523)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山田 昭彦  東京電機大学, 理工学研究科, 教授 (40254156)
Keywords産業技術史 / 産業技術史資料 / 技術の系統化 / 技術開発 / 技術革新
Research Abstract

国立科学博物館では産業技術の発達の歩みを示す具体的な事物を「産業技術史資料」と位置付け、所在調査を行っている。所在の明らかになった産業技術史資料は、技術分野ごとに群としてのまとまりを示しつつあり、本研究ではこれらの産業技術史資料が、技術発達の過程の中でどのように位置付けられるのか、歴史的経緯を踏まえながら整理する。
これまでの調査の結果、48の産業分野について、資料としてのまとまりが形成されている。これらの産業分野の中から中核をなす技術を選び出し、現存資料に基づいた技術革新の歴史を整理する(技術の系統化)。
技術の系統化は、実際に技術開発に携わった技術者OBを研究協力者として招聘して行う。また、系統化した技術開発史は、モノグラフとして蓄積し、今後の産業技術史研究を推し進めるための知識基盤として提供する。
平成17年度は、18年度以降に技術の系統化を行う具体的な分野を検討し、研究協力者として実際に調査を行う技術者OBの人選を行った。技術者OBの人選に当たっては、その産業分野を束ねる関連工業会の協力を仰ぎ人材を推薦いただき、面談の上、本研究の意図を十分理解し協力いただける人員をリストアップした。
リストアップした産業分野と関連工業会は次のとおりである。
(1)板ガラス(板硝子協会)、(2)自動販売機(日本自動販売機工業会)、(3)ボイラー(日本ボイラー協会)、(4)化学繊維(日本化学繊維協会)、(5)電子管、(6)ソーダ(ソーダ工業会)、(7)石鹸・洗剤(石鹸洗剤工業界)、(8)移動通信機(インフラ)、(9)発酵(バイオインダストリー協会)、(10)内燃機関(日本内燃機関連合会)、(11)一次電池(電池工業会)、(12)エレベータ(日本エレベータ協会)、(13)水車。
18年度は上記の中から8分野を選出し、技術の系統化を行う。

  • Research Products

    (4 results)

All 2006 2005

All Journal Article (4 results)

  • [Journal Article] 銀座煉瓦街で使われた煉瓦の特徴について2006

    • Author(s)
      久保田 稔男
    • Journal Title

      第1回国際シンポジウム 日本の技術革新-経験蓄積と知識基盤化- Collection:技術革新の経験をいかに収集するか 論文集

      Pages: 13-14

  • [Journal Article] 日本のコンピュータの資料調査と技術の系統化について2006

    • Author(s)
      山田 昭彦
    • Journal Title

      第1回国際シンポジウム 日本の技術革新-経験蓄積と知識基盤化- Collection:技術革新の経験をいかに収集するか 論文集

      Pages: 21-22

  • [Journal Article] 評論 川口市岩田邸の解体にともなう鉄筋ブロック造に関する事例研究2005

    • Author(s)
      久保田 稔男
    • Journal Title

      日本建築学会技術報告集 22

      Pages: 640

  • [Journal Article] 黎明期におけるコンピュータの大学と企業の共同開発について2005

    • Author(s)
      山田 昭彦
    • Journal Title

      電気学会電気技術史研究会(HEE-05-16)

      Pages: 1-5

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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