2005 Fiscal Year Annual Research Report
東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成--寧波を焦点とする学際的創生--:総括班
Project/Area Number |
17083003
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小島 毅 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (90195719)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平田 茂樹 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (90228784)
岡 元司 広島大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (10290777)
井手 誠之輔 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (30168330)
板倉 聖哲 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (00242074)
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Keywords | 東アジア / 海域 / 文化交流 / 日本文化 / 伝統文化 / 寧波 / 東シナ海 / 歴史 |
Research Abstract |
初年度にあたる平成17年度において、総括斑として研究活動全体の運営基盤を整備することに務め、以下の諸業務をおこなった。 (1)特定領域全体の活動を事務的に支える組織とその仕事場の立ち上げ。 (2)ホームページの作成(業者委託)と管理運営、およびその英語・中国語への翻訳。 (3)領域部内連絡網構築の準備。 (4)ニューズレター「青波」創刊号の制作と印刷(業者委託)。 (5)第一回内部評価委員会の開催。 また、本特定領域研究全体にかかわるものとして、以下の諸事業をおこなった。 (1)今後5年間に各計画研究が実施する現地調査・資料調査が円滑に実施できるよう中国訪問団を派遣し、いくつかの大学を訪問して研究協力体制構築についての具体的な実務協議をおこなった。 (2)寧波市で開催された「海のシルクロード」国際研究集会に代表を派遣し、本特定領域研究の趣旨説明紹介と具体的な研究成果発表とをおこなった。 (3)総括斑主催による第一回国際シンポジウム「東アジアからの東アジア文化史----共同研究の手法」を東京で開催し、共同研究の手法について議論した。あわせて領域の全体集会もおこない、共同研究の運営方針や研究成果の公表方法につき審議した。 (4)計画研究「中国東南部の学術と図書の収集・出版・流通」(研究代表:高津孝)の現地調査によって判明した研究成果にもとづき、未刊原稿として中国社会科学院に所蔵されていた『四明経籍志』全文を写真撮影し、社会科学院の協力を得て縮刷洋装本を刊行した。(撮影・製版は業者に委託した。)
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