2009 Fiscal Year Annual Research Report
「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成」調整班C01:文化交流研究部門
Project/Area Number |
17083022
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
井手 誠之輔 Kyushu University, 大学院・人文科学研究院, 教授 (30168330)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 楽章 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (10332850)
静永 健 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (90274406)
森平 雅彦 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (50345245)
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Keywords | 域外漢籍 / 聖地寧波展 / 舎利と羅漢 / 寧波の美術 / 海域交流 / 漢籍 |
Research Abstract |
1)国際ワークショップ「日本における寧波美術の受容」の開催 2009年8月10日、京都泉涌寺にて開催。総括班主催の国際シンポジウム「舎利と羅漢」の参加者を中心にシンポジウム及び「聖地寧波展」から提起される問題点、今後の研究課題などについて協議を行い、寺院宝物の見学(清涼寺、大徳寺、泉涌寺)を行った。 コメンテーター:ハオ・シェン(ボストン美術館)、ステファン・アリー(フリーア美術館)、陳韻如(台北国立故宮博物院)、渡辺雅子(メトロポリタン美術館)、リチャード・ビノグラード(スタンフォード大学)、司会:井手誠之輔(九州大学)、ユキオ・リピット(ハーバード大学) 2)国際シンポジウム「《域外漢籍》の研究価値を考える」の開催 2009年11月14日、古典文学班と共催し、同志社大学「寒梅館」にて開催。東アジアの「漢籍」をめぐる研究の可能性を考え、近年、中国において提唱されている「域外漢籍研究」について、その研究状況を確認し、あわせて日本国内で可能な研究活動、今後の日本研究者に求められている視点について討論した。 発表者:蔡毅(南山大学)、金程宇(南京大学)陳〓(九州大学専門研究員)副島一郎(同志社大学)陳捷(国文学研究資料館)、張健(香港中文大学)、胡可先(浙江大学)、王水照(復旦大学)総合討論司会:静永健(九州大学) 3)2009年度に九州国立博物館で主催した国際シンポジウムの内容を、東アジア美術文化交流会編『寧波の美術と海域交流』(中国書店、2009年)として出版し、広く研究成果を一般に開示した。
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Research Products
(27 results)
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[Presentation]2009
Author(s)
中島楽章
Organizer
世界史中的東亜海域国際学術研討会
Place of Presentation
復旦大学文史研究院
Year and Date
2009-06-18
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