2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17083025
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
中島 楽章 Kyushu University, 人文科学研究院, 准教授 (10332850)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 弘次 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (70167419)
小畑 弘己 熊本大学, 文学部, 准教授 (80274679)
山内 晋次 大阪大学, 文学研究科, 助教 (20403024)
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Keywords | 博多 / 寧波 / 東 ア ジア海域 / 日宋・日元貿易 / 日明貿易 / 朝貢貿易 / 入宋.入元僧 / 博多遺跡 |
Research Abstract |
本年度も研究代表者・分担者・協力者が、中国史・日本史・考古学の立場から、研究課題に関する史料調査・文献収集・現地調査・などを進めねその成果を国際学会などで報告した。また「文化交流部門」や「海域分野」による研究また研究協力者として、榎本渉氏(中央大学文学部非常勤講師)が宋元時代の日中交流について、杉山清彦氏(駒澤大学文学部専任講師)が明清朝の東アジア地域について検討を進めている。 本年度の主要な活動内容は下記の通りである。 【研究会・シンポジウム】 2007/10/13:九州華僑華人研究会との合同研究会「九州と明清中国-海港をむすぶ人と文化-」を開催(鹿児島県歴史資料センター黎明館) 2008/1/15:浙江工商大学日本文化研究所との合同シンポジウム「宋元・明代の東アジア海域-貿易・外交・文化・交流-」を開催(大阪大学待兼山会館) 2007/5/19:Richard von Glahn・劉序楓との談話会(東京大学文化部) 2007/7/21:にんぷろワークショップ2007(九州大学西新プラザ)に参加 【国際学会発表】 2007/5/18:国際東方学者会議シンポジウム「中国社会における変容と変貌」(日本教育会館):中島楽章 2007/8/4:International Convention of of Asia Scholars 5, Kuala Lumpur Convention Center, Malaysia:中島楽章 2007/8/22:東亜海域交流史研討会(厦門大学歴史系)中島楽章・榎本渉 2007/9/15:遣隋使・遣唐使国際シンポジウム(浙江工商大学日本文化研究所):山内晋次2007/10/19:「全球化下明史研究之新視野」国際学術研討会(台湾・曁南国際大学):中島楽章 2007/11/3:International Conference, Asia's Mediterranean Seas, c. 1400-1800,Munich University: 中島楽章 【現地調査】 2007/12/21-26:福建省南部海域史史跡調査(泉州・厦門・月港等) 【史料講読】 【策彦入明記】輪読会に参加(日明関係班と共同) 【史料目録作成】 榎本渉を中心に、現存する入宋僧・入元僧に関する伝記資料の所在・書誌・内容等の調査を行い、『入宋僧・入元僧伝記資料目録』の作成を進める。
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Research Products
(21 results)