2009 Fiscal Year Annual Research Report
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17083025
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| Research Institution | Kyushu University |
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Principal Investigator |
中島 楽章 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (10332850)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐伯 弘次 九州大学, 人文科学研究院, 教授 (70167419)
小畑 弘己 熊本大学, 文学部, 准教授 (80274679)
山内 晋次 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (20403024)
杉山 清彦 駒澤大学, 文学部, 准教授 (80379213)
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| Keywords | 寧波 / 博多 / 舟山列島 / 入宋・入元僧 / 日明貿易 / 博多遺跡 / 海域交流 / 文化交流 |
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| Research Abstract |
本研究課題においては、平成17年度から21年度における研究期間に、その主要な研究活動の一環として、研究協力者の榎本渉氏(当時東京大学人文社会系研究科研究員、現国際日本文化研究センター准教授)を中心として、宋代・元代に中国に渡航した日本僧の伝記史料について、各地の所蔵機関において、関連する文献史料の調査検討を行い、その成果を『日宋・日元間渡航僧伝記一覧』として編纂してきた。また研究代表者の中島楽章を中心として、日本と明朝との外交・貿易・文化交流などに関する日本・中国の研究文献、および琉球王国と明朝との外交・貿易・文化交流などに関する日本・中国の研究文献を調査し、その成果を『日明関係史研究文献目録』として編纂してきた。昨年度までに、上記の『日宋・日元間渡航僧伝記一覧』・『日明関係史研究文献目録』について、データの調査・収集・整理を終了している。さらに本年度は繰越金を使用することにより、上記二つの目録を最終的に完成させ、印刷・刊行し、関係する研究者・研究機関に配布した。そのために主として印刷費などを支出している。また同時に、8月28日の宋代史研究会(東京都江東区・リフレフォーラム)において開催された、5年間の特定領域研究を総括するシンポジウムにおいて、本特定領域の成果と今後の課題について報告を行い、そのための旅費などを支出した。上記の諸活動を通じて、本研究課題における成果を最終的に公刊するとともに、その成果を総括することができた。
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