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2005 Fiscal Year Annual Research Report

新規LOVタンパク質LKP2、TLP1の構造と機能の解明

Research Project

Project/Area Number 17084003
Research InstitutionKagawa University

Principal Investigator

清末 知宏  香川大学, 総合生命科学実験センター, 助教授 (80241248)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安部 洋  理化学研究所, 実験植物開発室, 研究員 (90360479)
Keywordsシロイヌナズナ / LOVタンパク質 / 青色光受容体 / F-boxタンパク質
Research Abstract

本研究の目的は、LKP2による葉就眠運動の制御機構を明らかにすること、TLP1の新規光受容体としての特徴付けを行なうこと、その他の新規LOV光受容体の機能解明である。本年度は以下の知見等の成果を得た。
1、香川大学工学部と共同で相対ステレオ視覚を利用した3次元視覚センサーによる葉運動記録・解析装置を設計した。測定時の照明(光源)として高周波蛍光灯とLEDの使用を可能にした。
2、葉就眠運動を解析するための植物実験材料として、LKP2部分過剰発現体(LOV、F-box、kelch repeatsの各領域、及び、2つの組み合わせ)、LKP2-KO植物をライン化した。
3、葉就眠運動は概日リズムのよって制御されていることが知られているので、上記の植物について遺伝子発現を指標として概日リズムを調べたところ、リズムの消失や延長、短縮等の予備的な結果が得られた。
4、TLP1の相互作用因子を酵母2ハイブリッド系(Y2H)を用いて単離し、それらの全長cDNAも取得した。
5、TLP1と単離した相互作用因子のY2Hでの相互作用が光条件で変動することを見い出した。
6、TLP1を大腸菌内で発現させ、抗血清を得るためにウサギに免疫した。
7、大腸菌内で発現させたTLP1のLOVドメインにはFMN等の色素団の結合は検出できなかった。
8、フシナシミドロのbZIP-LOVタンパク質を大腸菌内で発現させ、それらが認識するDNA塩基配列を決定し、ゲルシフトアッセイによりその結合特異性を確かめた。

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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