2007 Fiscal Year Annual Research Report
新規LOVタンパク質LKP2、TLP1の構造と機能の解明
Project/Area Number |
17084003
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
清末 知宏 Kagawa University, 総合生命科学研究センター, 准教授 (80241248)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安部 洋 理化学研究所, 実験植物開発室, 研究員 (90360479)
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Keywords | シロイヌナズナ / LOVタンパク質 / 青色光受容体 / F-boxタンパク質 |
Research Abstract |
LKP2相互作用因子として同定したASK20A、ASK20Bに関して、遺伝子発現、プロモーター解析、タンパク質局在、F-boxタンパク質との相互作用、Cullinとの相互作用を解析した。 1.ASK20A、ASK20Bは1つの遺伝子からオルタナティブスプライシングの結果生じるが、各々のmRNAはRT-PCRによって調べられた全ての器官で検出され、その蓄積量は植物ホルモンやストレス処理によって大きくは変化しなかった。 2.β-グルクロニダーゼ(GUS)をレポータに用いてASK20プロモーター活性を調べると、根、葉、花、種子で活性が認められ、それらの器官・組織でASK20A、ASK20B mRNAがRT-PCRにより検出された結果と矛盾しなかった。 3.緑色蛍光タンパク質(GFP)とGUSをタグに用いた解析から、ASK20A、ASK20Bには核移行シグナルがないことが明らかとなった。 4.酵母2ハイブリッド系により、At3g61590、At5g39250タンパク質をASK20A、ASK20Bの相互作用因子として同定した。 5.酵母2ハイブリッド系、酵母3ハイブリッド系、in vitropull downアッセイの結果、ASK20A、ASK20Bは、Cullin1とF-boxタンパク質のブリッジとして働く典型的なSKP1オーソログのASK1とは異なり、Cullin1には強く結合しないことが明らかとなった。
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Research Products
(8 results)
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[Journal Article] Gnetic characterization of mutants resistant to the antiauxin p-chlorop henoxyisobutyric acid (PCIB)reveals that AAR3,a gene encodign a DCN1-like protein, regulates responses to the synthetic auxin 2,4-dichlorop henoxyacetic acid in Arabidopsis roots.2007
Author(s)
Biswas K. K., Ooura C., Higuchi K., Miyazaki Y., Nguyen V. V., Rahman A., Uchimiya H., Kiyosue T., Koshiba T., Tanaka A., Narumi I., Onno Y.
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Journal Title
Plant Physiol. 145
Pages: 773-785
Peer Reviewed
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