2005 Fiscal Year Annual Research Report
検索・計算サービスをも含む科学技術知識の連携統合高度再利用基盤技術の研究
Project/Area Number |
17200004
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
田中 譲 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60002309)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LUNZER Aran 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 特任助教授 (50374608)
伊藤 公人 北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 助教授 (60396314)
吉田 哲也 北海道大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (80294164)
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Keywords | 知識連携 / ウェブラッパー / ウェブ情報 / ウェブアプリケーション / ウェブサービス / 検索サービス / 計算サービス / 再利用 |
Research Abstract |
研究目標欄に記載した5項目の研究課題に関して、以下の研究成果を得た。 (1)ウェブ上の相互関連知識のインタラクティブ抽出法(田中、Lunzer、伊藤) a.C3W技術を基盤とし、ウェブ上の任意のオブジェクトの連携統合フレームワークを確立した。 b.帰納推論に基づくウェブラッパー技術であるLexiconを知識メディア環境に統合した。 c.単一ウェブページ上のインタラクティブ・ウェブラッパー技術を確立し、複数ページにまたがる関連知識の抽出に適用可能になるようにこれを拡張した。 (2)抽出知識の連携統合技術(田中) a.抽出された知識の相互連携を実現する統一的な表現形態である知識メディア・ビューの基礎理論を確立し、この形式の知識メディア部品のアーキテクチャを確立した。 b.C3Wで切り出し連携された結果を、知識メディア・ビューで表現するためにC3W技術を拡張した。 c.課題(1)のb、cによる抽出結果も、知識メディア・ビューで表現できるように拡張した。 d.知識メディア・ビューで表現された知識間の連携統合技術を研究開発する。 (3)抽出知識とレガシー・アプリケーションとの連携統合技術(田中) a.2次元表現GUIを持つレガシーを、2次元ならびに3次元知識メディア環境においても連携統合可能なシャドー・コピー技術を確立した。 b.3次元表現GUIを持つレガシー・アプリケーションをジェネリックに3次元知識メディア環境に導入するための基盤技術に関する基礎研究を行った。 c.AVSをフロントエンドとする任意のレガシー・アプリケーションを3次元知識メディア・オブジェクトにラッピングして知識メディア・オブジェクトと自在に連携できる基盤技術を確立した。 (4)連携統合可能性に関するメタ情報記述法とそれを用いた自動連携機能(田中、伊藤) ・パリ11大学コンピュータサイエンス科Spyratos教授のラーニング・オブジェクト間の相互依存性に関する研究を基盤にして、ウェブ上の複合文書中に分散して出版されている各種知識間の連携統合可能性に関するルール記述法とこれを用いた推論による半自動連携統合技術に関する基礎理論を、検索処理とオントロジー管理理論に基づいて確立した。 (5)連携統合により創成された新知識の出版流通基盤技術(田中) ・Wikiサーバ技術に知識メディア技術を適用して、抽出された知識や、これらを連携統合した知識を知識メディアオブジェクトとして、マウスを用いたドラッグ・アンド・ドロップ操作のみで自在に流通交換できるPiazzaシステムを開発した。
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Research Products
(9 results)