2007 Fiscal Year Annual Research Report
生き物のように凹凸反応する情感的な屏風画像装置システムの創出
Project/Area Number |
17200005
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
河口 洋一郎 The University of Tokyo, 大学院・情報学環, 教授 (50241807)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 康弘 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (10376494)
堀 聖司 東京大学, 大学院・情報学環, 科学技術振興特任教員(特任助教) (40396859)
原田 隆宏 東京大学, 大学院・情報学環, 助教 (60447456)
米倉 将吾 東京大学, 大学院・情報学環, 助教 (60456192)
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Keywords | メディア芸術 / アルゴリズム / 感性情報学 / ユーザインターフェース / 画像、文章、音声認識等 |
Research Abstract |
本研究では、鑑賞者と投影画像に対してスクリーン自体が凹凸運動によって連続的・有機的かつダイナミックに反応する事が出来る、これまでに無い画像装置システムの開発と展示実験を通した評価を行った。 まず、H17年度・H18年度においては小型エアシリンダによってスクリーン表面が凹凸駆動されるシステムの実装を通し、ノウハウを蓄積した。 H19年度においては、スクリーンのコンテンツとして流体と生物的造形物の相互作用シミュレーションが非常に効果的であったため、コンテンツの作成に重点を置いて研究を行った。また、大規模な展示をACMSIGGRAPH'07において行い、この新しい画像装置システムが観衆に対してどのような影響を与えるか、定性的な実験を行った。 H20年度においては、スクリーンにより提示される立体感と、実際の立体物に対する立体感との比較を行うため、幾つかの立体物を構築し、印象の差異を中心に定性的に比較した。さらに、ASIAGRAPH2008,SIGGRAPH2008 Art Gallery等に出品し、成果報告を行った。
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Research Products
(2 results)