| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 正賢 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (80143139)
稲垣 成哲 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (70176387)
川上 正吾 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10033896)
中山 迅 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (90237470)
小川 義和 神戸大学, 国立科学博物館・展示・学習部, 課長 (60233433)
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| Research Abstract |
最終年度としての19年度の研究は,以下のように実施された。
(1)総括グループ
総括グループは,科学系博物館との連携をべースとした『科学技術コミュニケーター』としての教師教育プログラムを開発するための基本的な要件を確定した。具体的には,プログラムの根幹となる目的・目標論,学習論,内容論,評価論について,これまでの研究成果を検討し,詳細な要件を作成した。また,各地域サイトが開発したプログラムについて,その本格的な評価を実施した。
(2)地域サイトグループ
地域サイトグループは,各地域の科学系博物館と連携して,教師教育プログラムの具体的な開発を行った。愛知サイトでは,愛知県内の博物館と連携したワークショップや調査研究などが実施された。兵庫サイトは「兵庫県立人と自然の博物館」,宮崎サイトは「宮崎県総合博物館」,広島サイトは「広島市森林公園昆虫館」,高知サイトは「高知県立牧野植物園」などとの研究協力をさらに充実させた研究が行われた。兵庫サイトにおいては,科学系博物館を中心に試みられている携帯電話などからアクセス可能なバーチャル博物館(Webサイト上の博物館活動)について,具体的な運用を行い,評価を実施した。
(3)研究成果の公表
本研究の途中経過及び最終的な成果は,総括グループ,地域サイトグループそれぞれが,国内では日本科学教育学会第31回年会,日本理科教育学会第57回全国大会,海外ではICASE等において発表した。
(4)研究の最終まとめと課題・展望の整理
平成19年12月に,本研究のメンバーによる総括会議を神戸で開催した。その際,研究成果の最終まとめ,課題の整理と展望について協議を行い,最終報告書にまとめた。
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