2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17202023
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
村山 祐司 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (30182140)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 悟 金沢大学, 教育学部, 教授 (20176332)
大澤 義明 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (50183760)
杉田 倫明 筑波大学, 大学院生命環境科学研究科`, 助教授 (80235887)
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
渡辺 俊 筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 助教授 (60212320)
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Keywords | 地理情報科学 / 教授法 / GIS / 大学 / 教育 / カリキュラム / 教育コンテンツ / 地理情報 |
Research Abstract |
1)地理情報科学の教科内容の検討を行い,実世界の概念モデル化,地理データモデル,地理データ取得,地理データ編集,地理データ分析,地理データの可視化,地理データの視覚的伝達などに焦点を当て,教育すべき内容を抽出しながらGIS教材の体系化を試みた. 2)地理情報科学の教育コンテンツを開発し,体系的な教育を行うための具体的コンテンツを試作した.地理情報科学の共通部門としての基盤分野(地理学など)と,各専門領域部門としての応用分野(都市計画学など)に分けて作業を行った. 3)地理情報科学教育のためのシステムを設計した.空間統計学やリモートセンシング,全地球測位システム(GPS)などの教育用支援ソフトウェアやシステムと統合した地理情報処理環境を構築・設計するとともに,共通基盤としての共通ハードウェアと多人数教育(40〜50名)を可能にする端末機器の検討を行った. 4)以上をふまえ,筑波大学に地理情報システムのサイトライセンス(Arc View)を導入し,2005年12月から運用を開始した.学内において任意の端末室や教室,研究室でGISソフトを利用できる環境を整備するとともに,このシステムを援用して多角的にGIS教育に関する実証実験を行った.さらに,Webサイトを立ち上げ,その研究成果を広く公開することにより,外部への情報発信に努めた(http://gis.sk.tsukuba.ac.jp/). 初年度は8回の研究会を開催するとともに,マサチューセッツ工科大学(MIT)と東京大学空間情報科学研究センターを結んで,GISを利用した都市計画で著名なMITのフェレイラ教授とビデオカンファランスを実施した.とくに,アメリカと日本におけるGIS教授法やカリキュラムの差異について重点的に討議した.
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Research Products
(14 results)
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[Journal Article] Development of GIS core curricula : a curriculum draft, chapters 1 and 22005
Author(s)
Kawabata, M., Okabe, A., Oguchi, T., Kohsaka, H., Murayama, Y.
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Journal Title
Discussion Paper Series, Center for Spatial Information Science, University of Tokyo 66
Pages: 1-16
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