2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
17203009
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
三成 賢次 Osaka University, 法学研究科, 教授 (90181932)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松川 正毅 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (80190429)
茶園 成樹 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (30217252)
松本 和彦 大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (40273560)
福井 康太 大阪大学, 法学研究科, 准教授 (00302282)
水島 郁子 大阪大学, 法学研究科, 准教授 (90299123)
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Keywords | 法曹の新しい職域 / 一般弁護士対象アンケート調査 / 組織内弁護士対象アンケート調査 / 弁護士業務 / 大阪弁護士会との共催シンポジウム / 司法アクセス学会 / 日本法社会学会 / 学術大会企画 |
Research Abstract |
平成20年度は、「弁護士業務に関するアンケート調査」と「組織内弁護士の業務に関するアンケート調査」という、2つのアンケート調査を実施するとともに、研究成果の公表に努めた。大阪弁護士会会員のうち1500名を対象として実施した「弁護士業務に関する調査」は2008年7月31日に調査票を発送し、8月29日に回収を締め切った。全国の企業に勤務する組織内弁護士259名を対象とした「組織内弁護士の業務に関するアンケート調査」は8月12日に調査票を発送し、8月29日に回収を締め切った。研究成果の公表活動としては、8月25日に大阪弁護士会との共催でシンポジウム「企業における弁護士ニーズを考える」を開催した。本シンポジウムでは、本研究で実施した「企業における弁護士ニーズに関する調査」と日弁連の実施した「中小企業の弁護士ニーズ全国調査」の調査結果の概要を紹介し、大学、経済界、弁護士会、弁護士人材紹介業のパネリストで弁護士の今後の職域のあり方について議論することとなった。このほか、本科研費研究の研究成果は、2009年3月14日開催の司法アクセス学会(於日弁連会館)で報告され、また、2009年5月9日・10日に開催が予定されている日本法社会学会学術大会(於明治大学)のミニシンポで議論されることが予定されている。さらに、研究分担者の福井康太が、日本法社会学会大会企画委員長として、2011年度の学術大会のメインテーマを「法曹の新しい職域」として現在具体的企画を構想中である。
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Research Products
(10 results)