2008 Fiscal Year Final Research Report
Russian Capitalism and the Flow of Financial Resources
Project/Area Number |
17203014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Economic theory
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
TABATA Shinichirou Hokkaido University, スラブ研究センター, 教授 (10183071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
UEGAKI Akira 西南学院大学, 経済学部, 教授 (70176577)
NAKAMURA Yasushi 横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 教授 (60189066)
SHIOBARA Toshihiko 高知大学, 人文学部, 准教授 (60325397)
HATTORI Michitaka 上智大学, 外国語学部, 非常勤講師 (70407386)
KUMO Kazuhiro 一橋大学, 経済研究所, 准教授 (70314896)
KUBONIWA Masaaki 一橋大学, 経済研究所, 教授 (70111698)
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Research Collaborator |
KONNO Yugo みずほ総合研究所, 政策調査部, 主任研究員
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | ロシア経済 / 資金循環 / 産業連関表 / 石油 / 天然ガス / 独立国家共同体 |
Research Abstract |
ロシアでは, 石油・天然ガスの輸出収入を軸とする資金循環が経済を規定しており, そこからロシア資本主義の特異性が生じていることを明らかにした。とくに, 2000年以降の世界的な原油価格高騰のなかで, ロシアにおいて油価高騰に基づく家計消費主導の経済成長メカニズムが形成されたことを初めて統計的に明示した。この認識に基づいて中長期経済予測を行い, ロシアが輸入代替型の経済成長に移行する可能性を示した。
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Research Products
(53 results)
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[Remarks] 本共同研究の成果をまとめた2つの共同執筆の図書((1)と(4))については, 以下のような書評が出ている。
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[Remarks] 図書の(1)については, 『日本経済新聞』(2008年7月13日), ESP(経済企画協会, 2008年10月), 『比較経済研究』(比較経済体制学会機関誌, 46巻1号, 2009年)に書評が掲載され, 専門的, 本格的な現在のロシア経済分析として, 高く評価された。
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[Remarks] 図書の(4)については, 英国のロシア経済研究の第一人者であるPhilip Hanson が, 英国王立国際問題研究所のInternational Affairs (Vol.83, No.2, 2007, p.402) に掲載の書評で, 高い評価を示した。