2006 Fiscal Year Annual Research Report
大出力レーザーを用いた無衝突衝撃波の形成と粒子加速物理機構の解明
Project/Area Number |
17204052
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
高部 英明 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 教授 (20150352)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中井 光男 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 助教授 (70201663)
重森 啓介 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 助教授 (50335395)
佐野 孝好 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 助手 (80362606)
金道 浩一 東京大学, 物性研究所, 教授 (20205058)
坂和 洋一 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 助教授 (70242881)
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Keywords | レーザー / 宇宙物理 / 無衝突衝撃波 / 干渉計測 / 実験室宇宙物理 |
Research Abstract |
本年度はまず、実験のための光学系の整備を行い、年度末の2月に英国、フランス、イスラエルの共同研究者と共同研究および共同実験を実施した。共同研究似合わせて、ワークショップも実施した。この実験に先立ち、坂和助教授が英国ラザフォード研究所で英仏の共同研究者と実験を実施した。今年度、台湾の国立台湾台大学、国立中央大学のWang教授を中心としたレーザー実験チームとの共同研究会しに関する打ち合わせも行った。WANG教授達は国立中央大学に100TWレーザーを建設中であり、彼は実験技術、特にプラズマのイメージ計測に優れた研究者であることから、来年度以降、本研究課題の遂行に協力していただくことで交渉をしてきた。人的交流をふくめ共同研究を実施したい。理論研究では1次元PICコードが完成し、無衝突衝撃波生成条件を明らかにした。今後、3次元シミュレーションを実施し、自己磁場形成とそれによる無衝突衝撃波形成を明らかにしていきたい。その上で、実験条件をはっきりさせて来年度の実験に臨む。根本的には当初予定していた干渉計測用のレーザーが破壊していたという自体があり、良好な衝撃波のイメージングはまだできていない。幸い、運営交付金で計測系を来年度は整備できそうであるので、その上で、当初の成果を上げたいと考えている。
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