2008 Fiscal Year Final Research Report
How does the structure of lignin correspond to mechanical circumstances
Project/Area Number |
17208015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
林産科学・木質工学
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
MATSUMOTO Yuji The University of Tokyo, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30183619)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MATSUMOTO Yuji 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (30183619)
TAKEMURA Akio 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教授 (50183455)
MESHITSUKA Gyosuke 東京大学, 名誉教授 (30012074)
YOKOYAMA Tomoya 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 講師 (10359573)
YOSHIDA Masato 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (30242845)
IMAI Takanori 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (20252281)
YAMAMOTO Hiroyuki 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (50210555)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | リグニン / アテ材 / 木化 / 木本 / 草本 / ボールミル / 進化 / 細胞壁 |
Research Abstract |
多くの樹種のアテ材のリグニン構造精査した結果、アテ材のタイプに関わらず、圧縮環境ではリグニン含有量が高く、芳香核構造S/V比が低く、β-O-4構造が少なく同構造の立体異性対比)(エリトロ/トレオ比)が低いこと、引張環境ではその全てが逆になることを、統一的な法則性として見出した。さらに多くの樹種についての分析の結果、S/V比を中心に記しえるこれら特徴は、植物進化がもたらしたリグニン構造の変化であることが強く示唆された。
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Research Products
(23 results)