2008 Fiscal Year Final Research Report
Channel-mediated mechanisms of induction of and protection against cell death
Project/Area Number |
17209006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
General physiology
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Research Institution | National Institute for Physiological Sciences |
Principal Investigator |
OKADA Yasunobu National Institute for Physiological Sciences, 所長 (10025661)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SHIMIZU Takahiro 生理学研究所, 細胞器官研究系, 助手 (40353437)
TAKAHASHI Nobuyuki 京都大学, 農学研究科, 助教 (50370135)
INOUE Hana 生理学研究所, 細胞器官研究系, 特任助手 (20390700)
URAMOTO Hiromi 生理学研究所, 細胞器官研究系, 特別協力研究員 (50390696)
NUMATA Tomohiro 京都大学, 工学研究科, 助教 (20455223)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Keywords | アポトーシス / ネクローシス / 虚血 / アニオンチャネル / カチオンチャネル |
Research Abstract |
アポトーシス時において見られる細胞縮小(Apoptotic Volume Decrease : AVD)の誘導は、容積感受性外向整流性アニオンチャネル(VSOR)とK+チャネルの活性化によるKClの細胞外流出によってもたらされる。今回、類上皮癌細胞の抗癌剤シスプラチンによるアポトーシス死についてもこれは同様であること、そしてシスプラチン耐性を獲得した本細胞の亜株においては両チャネル活性が欠失することを明らかにした。また、高浸透圧活性化カチオンチャネル(HICC)は、細胞縮小後の容積調節をもたらして、アポトーシス死に対して救済的に働くことを見出した。ネクローシス時に見られる細胞膨張(Necrotic Volume Increase : NVI)の誘導はNaClの細胞内流入によってもたらされるが、酸毒性やアンモニア毒性時におけるNa+流入にはTRPM7やTRPM2カチオンチャネルが、過興奮毒性時におけるCl-流入にはVSORアニオンチャネルが関与することを明らかにした。虚血・再灌流性の心筋細胞や海馬ニューロンのアポトーシスの誘導にはVSOR活性化が関与し、心筋梗塞下の心筋細胞ネクローシス死に対してはCFTRアニオンチャネルが防御的に働くことを明らかにした。
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Research Products
(12 results)