2006 Fiscal Year Annual Research Report
Web応用システムにおけるラウンドトリップ開発のための意味的リファクタリング
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17300006
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| Research Institution | Nagoya University |
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Principal Investigator |
阿草 清滋 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (90026360)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
結縁 祥治 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (70230612)
濱口 毅 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (90273284)
山本 晋一郎 愛知県立大学, 情報科学部, 助教授 (40240098)
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| Keywords | インターネット高度化 / Web応用システム / リファクタリング / ソフトウェア工学 |
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| Research Abstract |
本年度はWeb応用システムの基本的な表現としてXML、動的な振舞いとして、JavaScript、および、サーバーサイドでの抽象的な実現メカニズムについて主に研究を実施した。さらに、Web応用システムのテスト手法と分散システムの動的振舞いの記述法に関する研究を行った。
具体的には主に以下の項目について研究を実施した。
1.JavaScriptには型情報がなく、実行するブラウザがエラー情報を出さない場合が多いため、実行時エラーの原因を解析することが困難である場合が多い。JavaScriptに型情報を付加するメカニズムによって、データに対する不正なアクセスを構文的に検出して信頼性を向上させることが可能となった。
2.Web応用システムはコンポーネントの組み合わせで構成される。コンポーネントの再利用による開発効率と信頼性の向上を目的として、テストに基づく効率的で高精度のコンポーネント探索手法を提案した。
3.Web応用システムのコンテンツ制御の手法を提案した。Web応用システムではクライアントごとにアクセスすべきコンテンツが異なる。これらを矛盾なく、見通しよく制御するための枠組みを提案した。
このほか、Web応用システムの信頼性向上めためのテスト手法、プログラミング手法、および、分散動作め記述のためのコレオグラフィー記述の検討を行った。
これらの研究成果に基づいて、Web応用システムの信頼性向上のための抽象化について研究を進める。
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