2006 Fiscal Year Annual Research Report
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17300029
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
白山 晋 東京大学, 人工物工学研究センター, 助教授 (10322067)
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| Keywords | 知識集約 / 可視化 / 知能空間 / 可視化行為分析 / 眼球運動検出 / 分散型知識集約 / ネットワーク知 / 複雑ネットワーク分析 |
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| Research Abstract |
従来型の可視化システムを発展させる形で,現象の解釈の方法や設計支援等の可視化後のプロセスの強化,科学技術計算の可視化と情報の可視化の融合に資する機能を加えた次世代の可視化システムを検討,実装し,そのシステムが生む出す可視化情報を知的財産として百年,千年後に残すことを目指す.本年度実施項目を以下にまとめる.
(1)知識集約型可視化システムのプロトタイプシステム(VisualBaseと称する)として,従来型の可視化システムの機能を加えたものを実装した.
(2)前年度の成果:広域のデータ・情報・知識は無秩序に存在するわけではなく,特徴付けが可能なネットワーク上に分散している,に基づき,VisualBaseにネットワークの可視化,及び特徴付けの機能を加えた.
(3)可視化情報に関連するデータ・情報・知識を集約すること、可視化情報から知識を創出することにおいて,検索と比較の重要度が高い.格子データに対して特徴量に基づいた内容検索の手法を提案した.
(4)可視化行為のモデル化には作業プロセスのモデル化と可視化情報の解釈のための認知モデルが必要である.重畳的な表示と注視点追跡の組み合わせによる可視化情報からの知識の創出法が有効であることを視線追跡,およびマウスポインタ追跡によって確認した.
(5)調査の範囲では簡素化よりも注釈付けの方が有効であることがわかった.コンテンツ再構成手法を提案し,注釈付けの可視化情報への付加を試みた.
(6)情報の可視化と技術計算の可視化の融合を考えた場合,共通する位置的な情報を付与することが難しいため,現在の地理情報システムの直接的利用は困難であり前処理が必要になることを示した.
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[Book] 知的可視化2006
Author(s)
白山 晋
Total Pages
232
Publisher
丸善(株)
Description
「研究成果報告書概要(和文)」より
