2006 Fiscal Year Annual Research Report
意味空間への情報マッピングに基づくクロスメディア検索に関する研究
Project/Area Number |
17300036
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
北 研二 徳島大学, 高度情報化基盤センター, 教授 (10243734)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒岩 眞吾 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教授 (20333510)
獅々堀 正幹 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 助教授 (50274262)
柘植 覚 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (00325250)
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Keywords | 情報検索 / マルチメディア / クロスメディア / 情報システム / 機械学習 |
Research Abstract |
1.高精度なクロスメディア検索モデルの研究開発 マルチメディア・コンテンツから得られる特徴量とコンテンツに付与されたメタ情報との間の確率的相関関係を学習することにより、メタ情報の付与されていない未知コンテンツを意味空間上にマッピングする手法として、サポートベクターマシンで用いられているカーネル関数を導入したカーネル正準相関分析を用いた特徴量とメタ情報間の相関学習に関し検討を進めた。また、カーネル正準相関分析のプログラム開発を行い、次年度以降に対する予備的な実験を行った。 2.クロスメディア検索のユーザ適応化技術の研究開発 マルチメディア・コンテンツ検索やクロスメディア・コンテンツ検索では、ユーザごとに期待される検索結果が異なると考えられるので、ユーザからのフィードバック情報に基づき、検索システムをユーザに適応化する技術に関し研究を行った。今年度は、コンテンツ間の距離を楕円体距離を用いて定義する場合に関して、フィードバック情報から距離計量行列を学習する手法に関して検討し、プログラム開発を行った。また、作成したプログラムを用いて、ユーザの感性に基づき画像コンテンツを分類した結果から、楕円体距離の距離計量行列を学習することにより、高精度な類似画像検索を行うシステムを開発した。 3.クロスメディア検索に向けた高速検索技術の研究開発 マルチメディア・コンテンツ検索やクロスメディア・コンテンツ検索では、多くの場合、コンテンツを特徴量の多次元ベクトルで表現するため、多次元ベクトルの高速検索技術に関して研究を進めた。今年度は、楕円体距離に基づく多次元ベクトルデータの高速検索に関し、距離計量行列をコレスキー分解した結果を用いて検索対象となるベクトルデータをインデキシングすることにより、コンテンツを高速検索する手法を開発した。また、開発した手法を、大量の画像データを用いた類似画像検索実験により評価し、良好な結果を得た。
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Research Products
(5 results)